キーボードを使っている途中でタッチパッドを使う、あるいは指をホームポジションからずらさずにテンキーを使う、なんてことができたら最高に便利ですよね。「AutoKeybo」(オートキーボ)は、ジェスチャー操作でキーチェンジが行える、魔法のようなキーボードです。
キーボードは左右に分割されていて、両手を自然な位置に置けるように“ハの字”に配置されています。そして、QWERTYキーボードの下にもう1段、キーボードのようなものがあるのがわかるでしょうか? 写真向かって左側(右手側)の下にあるのがタッチパッド、右側(左手側)にあるのがテンキーです。AutoKeyboは、この上下2段のキーボードを自然な操作で切り替えながら使えるのです。
よく見ると、左右に分かれたキーボードの中央部にセンサーが確認できます。センサーは手の動きを常に捉えており、キーボードの上で手のひらを開く動作をすると、モーター駆動で瞬時にキーボードを入れ替えるわけです。
実際にデモも拝見しました。QWERTYキーボード利用中に、片方の手のひらを開きます。するとQWERTYキーボードの右側が引っ込んで……。
下部に隠れていたタッチパッドが使えるようになりました! 左手で同じ操作をすればテンキーが現れます。両方の手を同時に開けば、左右両方を同時に入れ替えられます。
AutoKeyboの公式サイトに動画が出ているので、こちらをご覧いただくと、より感覚が掴めると思います。なお、AutoKeyboは本体内にPCも内蔵できるそう。開発中のため、現時点ではどのような形で市場に出るかは未定ですが、とても気になっています。
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