5万円でゲームもサクサクなPOCO X7 Proが国内発売（実機レビュー）

シャオミ・ジャパンからPOCOブランドのスマートフォン「POCO X7 Pro」が国内向けに発表されました。2月12日（水）より発売を開始します。

Xiaomi POCO X7 Pro 8GB+256GB 日本語版 Simフリー スマートフォン 90Wハイパーチャージ 120Hz 有機ELディスプレイ IP68防塵・防水 docomo/au/SoftBank/Rakuten Mobile 回線対応 イエロー
￥49,980
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

Amazon

POCOは同社製品の中でもコストパフォーマンスを重視したブランド。「あるべきものはすべてここにある」をコンセプトに、主に若者をターゲット層として展開。機能・性能を厳選してオンライン販売に特化することで、ハイスペック端末を安価にリリースしています。

そんなPOCOのスマートフォンですが、グローバルでは最上位のＦシリーズ、ミドルクラスのＸシリーズ、エントリーのＭシリーズと多モデル展開されていますが、日本ではFシリーズのみが発売されていました。POCO X7 Proは、日本では初のＸシリーズ端末となります。

実機を試す機会があったので、簡単なフォトレビューをお届けします。

POCO X7 Proは、6.67インチの有機ELディスプレイを搭載。解像度は2712×1220ピクセルの1.5Ｋでリフレッシュレートは120Hz、ピーク輝度3200nitsのフラットディスプレイを搭載します。

背面は、2色に分けられた個性的なデュアルテクスチャデザインを採用。今回試したイエローは、レザー風のテクスチャになっており、手触りも良好です。カラーは、ほかにブラック、グリーンがあります。

背面カメラは50MPのメインカメラと8MP広角の2眼仕様。フロントカメラは20MPです。

ウォーターマークは機種名と撮影時間が入るオーソドックスなタイプのほか、ライカ搭載スマホで見られるような、レンズ設定が入るタイプも利用可能。標準では撮影場所の座標も表示されるので、SNS等にアップする場合は情報漏洩に対する注意が必要です。

SoCにはグローバル端末で初搭載となったDimensity 8400 Ultraを採用。8コアすべてがビッグコアのオールビッグコア設計のSoCで、Dimensity 8300と比較してCPUパフォーマンスは約34%、GPUパフォーマンスは約24%向上しています。

ベンチマークを実施したところ、AnTuTu V10で163万8799点、3DmarkのWild Life Extremeは3859点という結果でした。2年前のハイエンドとなるSnapdragon 8 Gen2を超えるスコアです。参考までにAnTuTuランキングでのGalaxy S23 Ultra（Snapdragon 8 Gen 2）のスコアは146万1527点。Wild Life Extremeは3723でした。

このスペックであれば、最近の3Dゲームでも十分快適に動くはずです。なお、ゲームプレイを快適にする「GAME TURBO」機能も搭載します。

そのほかの仕様としては、RAMとストレージの組み合わせは8GB+256GB、12+256GB、12+512GBのモデルを用意。バッテリー容量は6000mAhで、90W急速充電に対応（90W充電器が同梱されています）。本体サイズは、160.75×75.24×8.31mm、重量約195g（イエローのみ198g）、POCO端末としては初のIP65防水です。

おサイフケータイは非対応ですが、2年前のハイエンドスペックで5万円以下からというのは、なかなかインパクトがあります。スマホゲームを快適に遊びたいものの、ゲーミングスマホは高すぎて手が出ないという人にもおすすめです。

POCO X7 Proの市場予測価格
8GB/256GB ：4万9980円（税込）
12GB/512GB ：5万9980円（税込）

POCO X7 Proの販売チャネル
MVNO：イオンモバイル / HISモバイル（8GB+256GBモデルのみ）
量販店（ECのみ）：ビックカメラ / ヤマダデンキ / ヨドバシカメラ

Xiaomi POCO X7 Pro 8GB+256GB 日本語版 Simフリー スマートフォン 90Wハイパーチャージ 120Hz 有機ELディスプレイ IP68防塵・防水 docomo/au/SoftBank/Rakuten Mobile 回線対応 イエロー
￥49,980
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

Amazon