Amazonがお掃除ロボRoombaでおなじみiRobot の買収で合意に達したことを発表しました。
取引は全てキャッシュでiRobot 株あたり61ドル、総額約17億ドル。買収はiRobot株主および当局の承認を待って完了する見込み。iRobotの共同創業者であり現CEO兼会長のコリン・アングルは完了後もCEOを続投します。
iRobotといえばルンバや拭き掃除のブラーバで大きなシェアを持つメーカーですが、現行世代のルンバはセンサーの眼を持ち部屋や家具の配置をマッピングできるうえに、ユーザーが床に落としたものを識別したり、アプリ経由で報告する機能すら備えています。
いまは吸えないゴミを避けるしかできないルンバですが、あとは手さえ生やせば、モノを分類して真に「片付け」をしてくれるロボまであと一歩。
Amazonの資金力で、とりあえず床に何でも散らかしておけば完璧に整理整頓してくれたり、アレクサに「あれどこ行ったっけ?」と聞けばすぐ持ってきてくれる未来が早く来ることに期待です。