キヤノンとタカラトミーがコラボレーション企画として、ミラーレスカメラ「EOS R5」からトランスフォーマーの「オプティマスプライム」に変形するロボットトイ「Canon/TRANSFORMERS オプティマスプライム R5」を発表しました。発売は少し先の2023年2月25日です。
トランスフォーマーはもともと、ロボットがあらゆる物体に自由に変形してそこかしこに潜んでいるというコンセプトを持って展開しており、タカラトミーは2005年から他の企業とのコラボレーションを開始して「玩具の枠を超えたトランスフォーマーの世界観を訴求」しています。たとえば2009年にはMP3プレイヤー、2018年にはカシオのG-SHOCKがオプティマスプライムに実際に変形するバージョンを発売していました。
そして、これらに続く新作としてタカラトミーはカメラからロボットに変形する玩具を、との思いをついに形にしたのだそう。そのためか、元の形状であるEOS R5は遠目に見る限りでは本物にしか見えないレベル(80%スケール)の凝った造形ながら、ちゃんとオプティマスプライムに(カメラの特徴を残しつつ)変形できるようになっており、日本のものづくりの真骨頂ここにありといった気迫すら感じさせます。
さらに今回は1980年代のテレビアニメ『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』に登場したディセプティコン(デストロン)側のロボット「リフレクター」に変形するバージョンもタカラトミーモール限定で発売されます。リフレクターは劇中では3体が合体してひとつのカメラ形態になるという特徴がありました。今回の「Canon/TRANSFORMERS ディセプティコンリフレクターR5」にはテレビアニメを再現し3分割可能なミニチュアカメラも付属しています。
家の玄関先に、その日の気分でカメラ形態、ロボット形態で飾っておくと、来客時にちょっとした話の種にもなりそうな「Canon/TRANSFORMERS オプティマスプライム R5」と、「Canon/TRANSFORMERS ディセプティコンリフレクターR5」は、いずれも税込希望小売価格は1万9800円で販売予定。アニメのトランスフォーマーを見て育った世代なら、ちょっと手にしてみたいアイテムです。