米HBO制作の人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』スピンオフ新作、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』の配信が始まりました。国内ではU-NEXTが独占配信します。
日本でもファンが多い『ゲーム・オブ・スローンズ』(GoT)は、作家ジョージ・R・R・マーティンの長編ファンタジー小説『氷と炎の歌』(A Song of Ice and Fire)が原作のドラマシリーズ。
SF小説『ワイルドカード』や『タフの方舟』、ゲーム『エルデンリング』の世界観構築でも知られるあのマーティンの代表作です。
米国を皮切りに世界的な人気を博し、投入された予算やVFX技術でもエポックメイキングなシリーズとなった『ゲーム・オブ・スローンズ』は2011年から2019年まで、8シーズン73エピソードにわたり続きました。
本編は途中で原作小説を追い越し、シーズンを重ねるごとに小説との差分が大きくなり、最終的には独自の結末を迎えましたが、人気コンテンツとして多数の外伝や続編、スピンオフが企画されており、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』はそのなかでも最初の本格的なシリーズになります。
物語は『ゲーム・オブ・スローンズ』から約200年前。GoT本編ではわずかな末裔を残してすでに滅亡していた「竜の一族」ターガリエン家が、大陸全土を支配していた時代です。
ハウス・オブ・ザ・ドラゴンは全10話の予定。U-NEXTでは米国と同時に毎週一話ずつ配信します。
お話的には、怪物や魔術が実在するファンタジー世界のウェスタロス大陸七王国を舞台に、龍を使役する王族「ターガリエン家」のお家騒動と内乱を描くドラマ。
200年も前なので『ゲーム・オブ・スローンズ』とは直接の関係がなく、こちらから観てもネタバレ的な意味では問題ありませんが、原作小説も本編のスピンオフとして書かれていることや、本編を観ておくとご先祖様や同じ舞台の前史として楽しめる要素は多々あります。
ゲーム・オブ・スローンズ本編を未見で見る場合は、色々な意味で血生臭い表現、暴力的だったり性的だったりする表現が平然と含まれる大人向け作品であることだけはご留意ください。