Logitech が唐突に予告していた『クラウド携帯ゲーム機』の姿が判明しました。
モバイル系のリーク情報で(悪)名高いEvan Blass / Evleaksが公表したのは、Nintendo Switchに良く似た白いゲーム機。
左右のアナログスティックに十字キー、ABXY、バンパーとトリガー二種類のショルダーボタンなどひと通りのゲーム用コントロールを備え、背面やボタンにはLogitech Gのロゴがあります。
Logitechが「クラウドゲームハンドヘルド」製品を予告したのは8月2日。中国のTencentと共同開発すること、GeForce NowやXbox Cloud Gamingなど既存のクラウドゲームプラットフォームに対応することなどを明らかにしていたものの、デバイスとしての具体的な仕様や外観などは非公開でした。
流出した画像で興味深いのはホーム画面とおぼしきUI。ニンテンドースイッチのようにシンプルなカードが並ぶインターフェースに、SteamやXbox、GeForceなどクラウドゲーム・ストリーミングゲームのロゴが並ぶほか、ChromeブラウザやYouTube、そしてGoogle Playのアイコンがあります。
現実的に考えて、ロジが比較的安価なモバイル製品で各社のクラウドゲームプラットフォームに対応するにはAndroid OSを使うほかありませんが、Androidベースで特定アプリのみが動くのではなく、Google Playが使えるならば、クラウドでないネイティブなスマホゲームを遊ぶゲーム機としても活躍できることになります。
Logitech Gのクラウド携帯ゲーム機は年内に発売予定。
中身のプラットフォームと価格、ボタンやスティックの品質にもよりますが、ニンテンドースイッチで遊びながらこれでGeForce NowやXbox Game Passのストリーミングゲームができればいいのにと思いがちな層、あるいはスマホと合体するタイプのコントローラを使っているゲーマーにとっては、スマホゲームやストリーミングゲームを遊ぶ手軽な専用機が欲しい、ネイティブでWindowsや Steam OSのゲームまでは動かなくて良いという場合の面白い選択肢になりそうです。
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