iRobotが、ロボット掃除機Roomba J7+に雑巾がけ機能を追加した「Roomba Combo J7+」を発表しました。
iRobot共同創業者Colin Angle氏は、この製品を「これまでに作られたなかで初めて ”ちゃんとした” 掃除と雑巾がけ両対応ロボット」と表現しています。
Combo J7+はmRoomba J7+をベースとしつつも上面パネルに雑巾(モップ)パッドを内蔵し、両サイドのアームがこのパネルを下面に移動することで雑巾がけ形態になり、一度の掃除で雑巾がけも済ませることができます。
フローリングからカーペットに上がる際は雑巾パッドを上面に再び収納するので、雑巾に付いた汚れをカーペットになすりつけることもありません。また雑巾パッドは本体に搭載する水タンクによって水拭きをするようになっていますが、iRobot Homeアプリを使ってこの雑巾への水の供給量を調整できます。もちろん、最新のiRobot OS 5.0はSiriやAlexaといった音声AIアシスタントと連携します。
そのほか、もちろんRoomba J7+が備える、ペットの糞や電気コードなどの障害物を検出する機能もCombo J7+に搭載されています。
AmazonがルンバのiRobot買収で合意。スマートホーム戦略を加速
iRobotは先月、米Amazonによる買収が発表されたのが記憶に新しいところ。SNS界隈ではAmazonに部屋の間取りデータなどを渡されてしまわないかと心配する声もあがっていましたが、今回のCombo J7+の発表では、iRobotは製品を通じて取得したユーザーデータを決して第三者に売却することがないとの誓約や、データ保護に関して第三者認証機関のテュフズード(TÜV SÜD)から認証を受けたと述べています。
iRobot Roomba Combo J7+は米国では9月27日から1099ドルで先行販売。カナダや欧州は10月4日からの販売開始、その他市場では2022年第4四半期の発売になるとのことです。
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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
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