日本時間11月2日朝に発生したiCloudメールの障害は、一時は機能停止状態にまで悪化し、その後回復に向かっているものの、発生後8時間を過ぎても完全な問題解消には至っていません。
アップルはサービスのステータスページでiCloudに問題が発生しており、一部のユーザーにおいて「このサービスの速度が低下する、またはこのサービスを利用できない可能性があります」と伝えています。
インターネット上のサービスの稼働状況をトラッキングするサイトDowndetectorによると、iCloudメールの問題報告は日本時間午前11時30分頃にピークに達してからは減少しつつあるものの、午後4時現在においても完全には復旧せず、不具合報告が続いています。
アップルでは、先週もiMassageとFaceTimeに影響するサービス停止の問題が発生していました。このときは迅速な対処で解決に至っていましたが、今回は少々問題が長引いている様子です。
Slackなどの業務コミュニケーションツール、LINEなどと言ったプラットフォームの普及により、今ではメールが使えなければ仕事が立ち行かなくなるようなことはないと思われます。しかし、やはり最も基本的な連絡ツールとして、メールは必要なものです。アップルには、できるだけ速やかな復旧をお願いしたいところです。