ロジクールは11月24日、新しいiPad(第10世代)を含め、2018年以降に発売されたすべてのiPadに対応するデジタルペンシル「ロジクール Crayon」を12月8日に発売すると発表しました。ロジクールオンラインストアでの価格は1万780円。
2018年に9.7インチiPad(第7世代)とともに発表されたロジクールのCrayon(iP10)は、もともと教育機関向けに販売されていたもの。通常のApple Pencilよりも軸が太く、子どもでも持ちやすくなっており、かつ、Apple Pencilよりも安価なのが特徴となっています。
この初代Crayonも、2018年以降のすべてのiPadで利用できるのですが、充電ポートがLightning。iPad(第10世代)の登場で、現行iPadはすべてUSB-Cになっており、Crayonの充電のために別途Lightningケーブルを用意する必要がありました。
これに対して新しいCrayon(iP11SL)は充電ポートがUSB-Cに変更となり、iPadの充電ケーブルでそのまま充電可能となっています。
本体サイズは163 x 12 x 8mm、重さも20gで変更はありませんが、電源がスライドスイッチになったほかバッテリー寿命インジケーターがLED1つから3つに増え、バッテリー残量を確認しやすくなりました。なお、1回の充電で約7時間利用できます。
Apple Pencilと違い、筆圧検知が利用できないというのが弱点ではありますが、傾きにより線の太さを調整することは可能です。フラットな形状で転がらないというのもメリット。机上からうっかり落としてしまうリスクを減らします。