三面モニタ対応のコックピット型ワークステーション「Orb X」Cooler Masterが発表

テクノロジー Science
山本竜也

20年務めた会社を辞めて、ガジェットなど好きなことをブログなどに書いて生きています。

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コックピットのように体を包まれてゲームをプレイしたりPC操作をしたりというのは、昔からあるコンセプトですが、Cooler Masterが新たなコックピット型ワークステーション「Orb X」を発表しました。

同種の製品としては、AcerのPredator ThronosやMWE LabのEmperorなどがすでに世に出ていますが、Orb Xはそれらの先行する製品と比べると、メカメカしさが抑えられ、リゾート地にある高級ソファーのような、ラグジュアリーな雰囲気もあります。

両側が解放された半密閉型のデザインで、上部は電動で開閉します。その上部には34インチモニターを1台、あるいは最大3台の27インチを装着可能。リクライニングチェアにはヘッドレストやランバーサポートを備えており、シート位置の調整も可能です。

2インチのフルレンジスピーカー2基に2インチのツイーターを2基、5インチのサブウーファーを1基そなえており、ヘッドホンなしでもリアルなサウンドを体験できるとしています。PD 60W給電を含むUSBハブ機能やワイヤレス充電機能を装備。PCやゲーム機本体は隠しコンパートメントに収納でき、すっきりとした見た目を維持できます。

この手の製品はゲーミングがメインになると考えられますが、Cooler Masterはビジネスユースも想定しているようです。たしかに、個人用のPCブースと考えられなくもない作りです。

本体サイズは1881 x 1810 x 2088 mmで重さは343.5Kg。発売日や価格などの詳細はまだ明かされていませんが、予約のための待機リストに登録は可能となっています。

《山本竜也》
山本竜也

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