ゲーミングデバイスの老舗SteelSeries が、NVIDIA GeForce NOW推奨コントローラ Stratus+ を国内発表しました。
特徴的な薄型のスマートフォンマウントが付属しており、コントローラにスマホを固定して遊べること、低消費電力のBluetooth LE無線で最長90時間駆動のバッテリーが特徴です。
Bluetooth LEではAndroid端末やChromebookと簡単に接続でき、USB-C端子経由ではWindows PC等でも使えます。
ゲームコントローラとしてはPS5 DualSenseやXboxコントローラに準じる一般的な形状とサイズで、しっかりグリップがあるタイプ。重量は約244g。
モバイル向けコントローラのなかにはアナログスティックの可動範囲が狭かったり、L3/R3入力がなかったり、ショルダーボタンが独特で押し心地が微妙なものもありますが、Stratus+ はスティック押し込みのL3/R3ボタンがあり、L1/R1はバンパー、L2/R2はちゃんとトリガー形状。トリガーには接触不良や劣化を起こしにくいホールスイッチ(磁気センサ)を採用します。
コントローラ中央にはホーム、 戻る/セレクト、進む/スタートボタンも搭載。
特徴的なスマートフォンホルダーは、スマホグリップ部分を畳んでフラットに小さくなります。
固定はホルダーから伸びる金属の針?棒?を差し込む仕組み。意外としっかり固定できます。角度調整には非対応
画像では見るからに刺さりそうに見えますが、トゲ部分はホルダーの中にスライド収納できる構造です。
Bluetooth LEデバイスのみ対応で、正式な対応機種としては無線ではAndroidとChromebook、有線でWindows PCのみ。
そのほか特徴は、L1/L2/R1/R2/スタート/セレクトの同時押しでマウスモードになることなど。1.8mのUSB-C to Aケーブルが付属します。
国内価格は1万1740円、発売は12月23日。
すでにゲーム機用のBluetoothコントローラがあればAndroidでも使える場合がありますが、スマホを一体化させて手持ちで遊ぶ場合、あと付けのスマホホルダーはコントローラ側とスマホ側をしっかりグリップするため、微妙に始末に困る形状をしていることがあります。
Stratusシリーズはコントローラ本体側にホルダーと合体する穴を設けているため、ホルダーが小さくフラットになることが利点といえば利点です。