「エア・ギア」インスパイアの電動インラインスケートをこわごわ体験(CES 2023動画レポート)

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弓月ひろみ

ラジオパーソナリティやリポーター、記者として活動。ビデオジャーナリストとして、国内・海外のテクノロジー関係のイベント等を取材。情報伝達、表現、プロデュースの三軸で多角的に活動中。

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テクノエッジ初の海外動画レポートです。テックジャーナリストの弓月ひろみさんがラスベガスからCES 2023の最新情報を動画でお届け。第1弾はメディア向けイベントのCES Unveiledの様子から。


こんにちは。弓月ひろみです。ラスベガスで開催中の 「CES 2023」、本番が始まる前にメディア向けに新製品が発表される場、「CES Unveiled」への出展企業の中から気になったものをピックアップしてお届けします。

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薄さ2mmで168時間分の録音ができるカード型ボイスレコーダー

これ実はボイスレコーダーなんです。製品名は「SLIMCA」。薄さは2mmで168時間分の録音が可能。最大8m離れたところから録音や転送ができます。実際の音質が確認できなかったのですが、ポッドキャスターやユーチューバーなど使い道はいろいろありそうですよね。

充電には専用のケーブルを使います。最大180分の連続録音を可能です。

▲右下の丸いところが充電端子

漫画「エア・ギア」にインスパイアされた電動インラインスケート

続いてフレンチテック企業の「GEAR ATMOS」です。電動のインラインスケートなんですね。CEOに話を聞くと、日本の漫画(アニメ化もされた)「エア・ギア」(大暮維人)の中に出てくる電動インラインスケート「エア・トレック」をイメージして作ったのが、こちらの製品だそうです。

車輪の一部が電動になっていて、リモートコントローラーと自動制御の両方で動かせます。実際に試してみました。

最初は電動じゃない普通の状態で少し練習をして、それから電動をオンにしたのですが、なんとこれ最大時速25km まで出るんです。本体の重さは 800g程度なんですが、電動になると重さを全く感じなくなります。

ただ、体幹でコントロールを取らないといけないので、へっぴりごしになったり転んだりしながら進んでいました。生身で時速25kmというのはなかなかのスピードで、慣れるにはかなりの練習が必要そうでした。

イノベーションアワード受賞のサステナブルブレスレット

CES 2023のイノベーションアワードを受賞しているBaracoda Health Techの「BHeart」という製品は、スマートウォッチではなくて、バンドのみが製品本体です。ブレスレットとしても取り付けられますし、時計に取り付けることもできます。

この製品が特徴的なのはその充電方法です。ソーラーパネルが付いていて、サステナブルな充電ができ、さらに光を浴びていない時も、体のエネルギー、体温などを使って充電できると話していました。

ロレアルの眉毛スタンプ

ロレアルが発表したのは眉をスタンプのように描くことができるというもの。プリンタみたいになってますが、自分の顔の眉と眉の間の長さや目の大きさなどを把握して、それに合ったような眉を整えてくれる方式。

専用カートリッジを使って何百回でも使用可能。眉は非常にメイクが難しい部分なので欲しいなと思いました。

電動スノーバイク

最後に気になったのは雪山専用の電動バイク、スノーバイクムーンバイクです。

電動のためとても静か。時速24kmで最大3時間走り続けられるそうです。黒白赤の3色で既に8900ドルで販売中。

これから数日間にわたってブースの様子をお届けしていこうと思いますので、みなさん、ぜひお楽しみいただければ。


弓月ひろみさんも登壇するCES報告会&新年会を1月13日に開催します。記事にはならない裏話なんかも聞けるかも。ぜひお申し込みください。


《弓月ひろみ》

弓月ひろみ

ラジオパーソナリティやリポーター、記者として活動。ビデオジャーナリストとして、国内・海外のテクノロジー関係のイベント等を取材。情報伝達、表現、プロデュースの三軸で多角的に活動中。

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