寝室の天井向け小型プロジェクターNX1、プラススタイルが発売

テクノロジー Science
山本竜也

20年務めた会社を辞めて、ガジェットなど好きなことをブログなどに書いて生きています。

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BBソフトサービスはプラススタイル事業(以下、+Style)において、ベッドサイドで利用できるNextorage社の超小型プロジェクターNX1の取り扱いを開始しました。価格は3万6800円。

この手の製品は中国メーカー製を思い浮かべますが、Nextorageは元ソニーの技術者らが2019年に創設した日本企業です。NX1は、2022年3月に販売が開始されていました。

NX1は本体重量155g、サイズも約83.0 x 17.2 x 95mm と小型軽量のプロジェクター。専用のフレキシブルアームを利用することで、ベッドのヘッドボードなどに取り付けが可能。天井や壁に最大120インチ(投影距離345cm)の映像を投影できます。ただ、天井投影を考えると、一般的な日本の住居では80インチ(投影距離230cm)あたりが限界でしょうか。取り付け位置なども考慮すると、40インチ(投影距離115cm)が現実的なところです。

上下方向のみですが、傾きを自動で検知し歪みを補正する「自動台形補正機能」(±約40°まで対応)も搭載します。

輝度は105ANSIルーメンとかなり暗めではありますが、寝室での夜間利用を想定しているためこれでも十分なのでしょう。出力解像度は854 x 480ピクセル、コントラスト比400:1。

他の小型プロジェクターも三脚等に固定して天井投影可能なものもありますが、NX1は寝室での利用ということで静音設計にも力を入れています。独自の発熱抑制システムを採用し、内部ファンの動作音を最大25dB(深夜の郊外、鉛筆での執筆音に相当)まで抑えているとのこと。

なお、画像を見るとアームのみでスッキリした印象ですが、スタンドアロンでの利用はできないので、別途映像ソースとHDMIでの有線接続、USB-C(9V/2,55A)での電力供給が必要です。電源出力用のUSB--A(5V./1.5A)を備えているので、Fire TV StickやChromecast with Google TVなどの接続にも便利です。



《山本竜也》
山本竜也

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