地震や台風など災害が多い日本では、もしもの際の備えとして検討したいポータブル電源。近年のアウトドアブームでは、キャンプや車中泊でも電化製品を手軽に使えるアイテムとして注目を集めています。
ただ、本格的なポータブル電源は価格も相応に本格的。このため、興味はあるものの値段を見てやめてしまった、購入を躊躇っているという人も多いかもしれません。
そんな中、Jackery Japanから大容量・高出力のポータブル電源と最大200W出力のソーラーパネルがセットになった「Jackery Solar Generator 1500 Pro」が発売となりました。
そこでこの記事では、ポータブル電源があると何が便利なのか、どんなことに使えるのかを説明しつつ、Jackery Solar Generator 1500 Proの紹介をお届けします。
記事の末尾に、Jackery Japan公式サイト およびAmazon.co.jpで使える5%オフクーポンコードがあります。有効期限は3月31日まで
ポータブル電源があればできること
まずはポータブル電源一般の利便性について。ポータブル電源というと、クーラーボックスのような大きくゴツイものをイメージすると思いますが、電源容量によってはもっとコンパクトなものも出ています。
Jackeryの製品では、もっとも小さい「Jackery ポータブル電源 240」だと、67200mAh/240Whの容量で重さは3.1kgほど。これなら、女性でも気軽に持ち運べそうです。
ただこのサイズだと、モバイルバッテリーでもいいのではないかと感じるかもしれません。確かに、日常的に使うならモバイルバッテリーでも十分な人は多いでしょう。それでも、大容量とされる20000mAh / 80Whクラスのモバイルバッテリーを使ってもMacBook Pro(70Wh)なら1回程度、スマートフォン(約15Wh)でも5回程度しか充電は行えません。
これに対して、240Whのバッテリーを搭載する小型モデル「Jackery ポータブル電源 240」であれば、MacBook Proを約3回充電可能。スマートフォンなら16回は充電できる計算です。
さらに容量の大きい1500Whほどの「Jackery ポータブル電源 1500 Pro」であれば、MacBook Proを約21回、スマートフォンなら約100回も充電できます。
この容量の大さに加えて、ACコンセントを利用できることが最大のメリットです。ポータブル電源はAC 100V出力に対応するため、一般的な家庭用コンセントで使える電化製品なら場所を選ばず利用できるわけです。
電源がない場所でも電化製品を利用できるので、たとえば庭でのDIY作業で電動ドリルを使用することや、散水栓はあってもコンセントがない玄関先で高圧洗浄機を使うことも可能です。いちいち延長コードを接続し、使用後に片付けることを考えると、ポータブル電源で済ませてしまった方がお手軽かもしれません。
キャンプでは不自由さも楽しみのひとつですが、ポータブル電源の容量次第ではアウトドアでも電子レンジを使った料理や下ごしらえが可能です。ホットプレートや電気ケトル、炊飯器なども利用できるので、車中泊での食事や、家族や友人とちょっとしたアウトドア気分を味わう簡易キャンプなどにはもってこいでしょう。
電力網に頼らず家電が使えることは、キャンプやレジャーだけではなく災害への備えとしても有効です。
災害で停電してしまったとしても、情報源となるスマートフォンやPCを使い続けられるのはもちろん、炊飯器で温かいご飯を炊いたり、電子レンジで調理をしたり、冬には電気毛布で暖まり、夏には扇風機を使うことも。100V仕様の小型のエアコンも、短時間であれば利用できます。
注意点として、扇風機やドライヤーなど、電源投入時に消費電力以上が必要なものもあります。もしこうした電化製品の利用を考えているのであれば、計算してギリギリの容量のポータブル電源を購入するのではなく、少し余裕を持たせることをおすすめします。
AC電源が使えることで、UPS(非常用電源)的な利用も可能です。PCやNAS、ルーターなどを繋げておけば、停電時にもダメージを防げるでしょう。
ただこの場合、トータル出力が入力電力よりも小さいことが大前提。でないとバッテリーの充電が行えず、いざという時にバッテリー切れになってしまいます。
また、この使い方はポータブル電源本来の使い方ではないので、長期的にみるとバッテリー寿命を縮める可能性もあります。とはいえ、もともと大容量なので多少の劣化は気にしないと割り切ってしまうのもありかもしれません。
ソーラーパネルで稼働時間も延長可能
大容量なポータブル電源であっても、使っていればバッテリーは減っていきます。当然、充電が必要になるわけですが、最近ではソーラーパネルでの充電に対応したモデルも増えてきました。ソーラーパネルだけで満充電にするのはなかなか大変ではありますが、よく晴れていればポータブル電源の稼働時間を効率よく伸ばすことができます。
初期投資はかかりますが、ソーラーパネルを複数枚用意すれば、短時間で効率よく充電を行えます。自宅でソーラーパネルを何枚も広げられる人はあまり多くはいないと思いますが、キャンプで連泊したり、電力の届かない場所を拠点に活動するといった場合なら、その日に使う分の電力を充電することはできそうです。
急速充電に対応したJackery Solar Generator 1500 Pro
ここからは、新製品となる「Jackery Solar Generator 1500 Pro」について紹介していきます。
その前に、Jackeryというメーカーについて。ポータブル電源について多少なりとも検索したことがある人なら、一度は目にするメーカー名だと思いますが、Jackeryは2012年に誕生した10年以上の実績を持つグローバル企業。
Jackeryという名称も、「Jacket」と「Battery」を組み合わせたもので「まるで身に着けるように、バッテリーを簡単に使えるようにしたい」という思いが由来になっているほど、ポータブル電源に特化した専門メーカーです。
そのJackeryの新製品となるJackery Solar Generator 1500 Proは、容量1512Wh、定格出力1800Wの「Jackery ポータブル電源 1500 Pro」と200W出力のソーラーパネルのセット。
Jackeryには同じく1500Wの「Jackeryポータブル電源 1500」がすでにありますが、Jackery ポータブル電源 1500 Proはこれに高速充電を実現するモデルです。
バッテリーが大容量になると、当然ながらそれ自体の充電にも時間がかかるようになります。従来モデルのJackeryポータブル電源 1500では、コンセントを使った充電で満充電に約7.5時間必要でした。
これに対して、高速充電対応の新製品Jackery ポータブル電源 1500 Proは、わずか2時間で充電を完了します。
ソーラーパネルも最大6枚接続でき、入力も最大500Wから1400Wへと大幅にアップ。必要とあれば200Wのソーラーパネルを6枚接続して、最短約2時間で充電を完了できます。
そして、ポータブル電源選びでもっとも重要な要素のひとつ、バッテリーの放充電サイクルが800回から2000回へと大幅に向上しました。
バッテリーは充電を繰り返すと徐々に最大容量が目減りしてゆきますが、Jackery ポータブル電源 1500 Proは 2000回の放充電サイクル後も初期容量の70%を維持します。
さらに自然放電が少なく、こまめな再充電をせず長期間保存できることも特長。80%の電池残量があれば、自然放電で空になるまで472日かかるため、災害対策として安心できます。
しかも、保証期間もこれまでの3年(2年+無料延長サポート1年)から5年(3年+無料延長サポート2年)と伸びました。バッテリーサイクルを含めて安心して長く利用でき、コストパフォーマンスが大幅に向上していると言えます。
進化したのはバッテリー周りだけではありません。充電機能も強化されており、2ポートあったUSB Type-Aポートはどちらも急速充電規格QC3.0に対応。USB Type-Cも2ポートあり、こちらはPD100出力に対応しています。
大出力のUSB-PD充電ができることで、対応する最近のノートPCを使うときも、ACコンセントからACアダプタを経由してPCという非効率がありません。
大容量バッテリーと聞いて気になる安全面にも力を入れています。まずポータブル電源の安全性を高めるために、過放電による熱の上昇を抑える高温保護ポイントを60℃に設定。8つの温度センサーと2つのスマートチップで温度制御を行います。
さらに特許取得済みのマルチダクト設計によって従来モデルより冷却効率が30%向上。また0.9mからの落下に3回耐える耐衝撃設計のほか、米国UL規格で最高の94V-0の耐火素材を採用しており、万が一の場合の安全も確保しています。
コスパが増した今が買い時
ガジェット好き、家電好きならば、電源が使えない場合の絶望感はひとしおのはず。そんなときでもJackery Solar Generator 1500 Proのようなポータブル電源&ソーラーパネルのセットがあれば、単に電力を供給できるという以上の精神的安心感も得られます。
電力を必要とするさまざまな機器を場所にとらわれずに利用できるので、アウトドアや車中泊を含め、行動の自由度が大幅にアップします。天気さえ良ければ、ソーラーパネルを使って電気の自給自足も可能。リモートワークも普及してきたいま、キャンプ場から会議に参加なんていうことも面白いかもしれません。
初期投資は必要ですが、エネルギー情勢や電気料金の値上げが話題になるなか、家庭で使う電力の一部でも自給自足できる節電効果もあります。長寿命とあわせて保証も長くなったJackery Solar Generator 1500 Proは、今が買い時のおススメモデルです。
5%オフで購入できる期間限定クーポンコード
Jackery Japan公式サイトおよびAmazon.co.jpで使える5%オフのクーポンコードを用意しました。
クーポンコード:media05OFF
有効期限:2023年3月31日まで
対象商品:Jackery ポータブル電源 1500 Pro及びセット商品
Jackery Japan公式サイト及びAmazon店の製品ページからクーポンコードを入力すると5%オフで購入できます。
Jackery Japan公式サイトAmazon店の製品ページ