Microsoftは5月23日(現地時間)、開発者イベントBuildにて、Windowsでの快適な開発環境をサポートするタスクバーの新機能として、アプリを直接右クリックすることでシャットダウンできるようにすると発表しました。
これまで、アプリが固まってしまったり、異常に動作が重くなってしまったりした場合などには、タスクマネージャーを開き、目的のアプリを探してタスクの終了を選択という手順を踏む必要がありました。
しかし、リソースを食いつぶしている場合などには、タスクマネージャーが起動しないということも。そもそも、いちいちタスクマネージャーを起動するのも面倒だという意見も多かったのでしょう。
新機能では、タスクバー上のアプリを右クリックし、メニューからタスクの終了を選択できるようになります。
従来も「ウィンドウを閉じる」というメニューはありましたが、フリーズしているアプリには無力なので、特に不安定な状態の開発中のアプリなどでは便利になりそうです。
タスクバー関連ではほかにも、日付と時刻を非表示にするオプションも追加されます。
開発中のアプリのスクリーンショットを撮る場合、日付と時刻を隠すために編集する場合があるための対応のようです。また、時刻を隠すことで時間を気にせず集中できるともしています。
このほか、タスクバー上のアプリの各インスタンスをワンクリックで識別できるようになる機能も追加されます。
これらの機能は、まもなくWindows Insider Previewで利用可能になる予定です。