マイクロソフトは当初9月8日予定だった「Xbox Series S 1TB (ブラック)」の国内発売日を、9月1日に前倒しにすると発表しました。
これにより、ベセスダ待望の大作『Starfield』(9月6日発売)をリリース初日からプレイできると強調しています。
『Starfield』は数年前のE3 2018でごく短いイメージ動画を公開したのち、最初に発表した発売日は2022年11月11日。延期の陶、今年3月には最終的な発売日が9月6日だと発表していました。
そしてXbox Series S 1TB黒(通称)が6月に発表された際に、米国では9月1日が発売予定日でした。しかし国内では9月8日で「日本では『Starfield』に間に合わない」事態となりそうでしたが、米国等に揃えられた格好です。
Xbox Series S 1TB黒は、Xbox Series S最大の弱点だったストレージ容量を、従来の512GBから1TBに倍増させたモデル。本体色は上位モデルXbox Series Xと同じカーボンブラックで、日本での価格は4万4578円。従来モデルの3万7978円(今年1月31日から値上げ)よりも6600円高くなっています。
『Starfield』は、『The Elder Scrolls』『Fallout』シリーズなど重厚かつボリュームある大作で知られるベセスダの完全新作。現代から約300年後、人類が太陽系外に進出した宇宙時代を舞台に、100以上の星系と1000以上の惑星をまたにかけるSF RPG作品であり、探索要素のほか独自の宇宙船を設計できるなど、質量ともにRPGのフロンティアを広げると注目を集めています。
それだけに、上位モデルXbox Series Xよりも性能が低いXbox Series Sで、どれだけ快適に動くかが気になるところです。
とはいえ、Xbox Game Studiosを統括するマット・ブーティ氏は、自分たちの開発チーム、とりわけ現世代機向けの2作目に取り組んでいるスタッフは、Series Sからより多くの性能を引き出せるようになったと回答。ベセスダもXbox Game Studiosの一員であり、技術力には定評があるだけに、何の心配もないと期待したいところです。