(Bloomberg / Getty Images)
月曜日、長年親しまれたブランド名を変更し、青い鳥もウェブページから去ってしまった「X」の本社ビルで、「Twitter」の看板を撤去する作業が開始されました。
ところが、ほどなくして現場には警察が駆けつけ、作業を中止させる事態に。その結果、看板には「er」の文字だけが残され、一時放置されています。
ちなみに、「er」は「えーっと…」的なニュアンスを表します。
状況をX(元Twitter)に投稿したWayne Sutton氏は、警察が作業をやめさせた理由について、高所作業車が路上で作業をする許可を取っていなかったからだと述べています。しかし地元メディアのThe San Francisco Standardによるとそれは誤りで、実際には道路使用の許可は得ていたものの、「X」側がビルのオーナーや警備員に作業することを伝えていなかったため、器物損壊事案として通報された模様です。
警察に作業を止められたことで、看板を撤去していた業者はいったんその場を去ってしまい、取り外された「@twitt」の文字も、歩道上にしばらく放置されていたとのこと。
ちなみにこの騒動のあいだ、高所作業車と駆けつけたパトカーが建物前の路上に停車していたせいで、通りかかったCruiseのロボットタクシーがこれをうまく回避できずまごつく場面もありました。いちばん「えーっと…」と言いたかったのは、このロボタクシーかもしれません。