今年(2023年)3月に第1回の審査結果発表が行われたAIアート作品コンテスト。第2回目が1年を待たずして開催されることが決まりました。8月末から応募受付開始です。
主催はAIアートグランプリ実行委員会、サードウェーブが協賛、ASIAGRAPH CG Art Galleryが後援となっています。「第二回AIアートグランプリ」は第一回と同じ審査員構成ですが、今回は作品テーマが「明日」と決められています。
最終審査会は11月4日に東京・ベルサール秋葉原にて開催。ここで予選通過者によるプレゼンテーションが行われ、最終審査の上で表彰作品が決まる仕組みです。応募受付は8月31日12時から9月20日いっぱいまで。
審査員は「灰羽連盟」「リューシカ・リューシカ」「serial experiments lain」などで知られるイラストレーター・漫画家の安倍吉俊氏、「名探偵コナン」「シティハンター」のアニメプロデューサーである諏訪道彦氏、「シン・ウルトラマン」「シン・ゴジラ」「のぼうの城」の樋口真嗣監督、AIアートの著作権問題に詳しい柿沼太一弁護士。メディアアーティストで東京大学名誉教授の河口洋一郎氏が審査員長を務めます。
グランプリ作品(1名)には賞金15万円とGeForce RTX 4080搭載ゲーミングPC(ガレリア)、審査員特別賞1名には賞金10 万円、優秀賞3名には賞金5万円、佳作5名には賞金2万円が授与されます。
応募作品および審査の条件は次のとおりです:
【審査基準】
・人間らしい表現のための手段として AI を正しく活用していること。
・独創性のある表現が行われていること。
・他者の権利を直接的に侵害していないもの。
・日本国内法を遵守していること。
【応募条件】
・ AI を利用して作られた画像、漫画、動画、音楽、ゲーム、ハードウェア、パフォーマンスなどの表現 物。
・実際に利用した AI モデルとシード値、プロンプト、ファインチューニングに使用したデータセットなど、生成に至るまでのプロセスを審査委員会に開示できること。
・AI 生成物を人間が加工したもの。
【注意事項】
・審査にあたり、体験時間が3分を超える作品やハードウェア、パフォーマンスなどは、3分以内で作品内容がわかるダイジェスト動画を応募する。