X(Twitter)オーナーのイーロン・マスク氏は、まもなく追加するビデオ・音声通話機能について改めて投稿し、MacやPCからも利用できるようになると述べました。
X にビデオ通話機能を追加する計画は、8月中旬にリンダ・ヤッカリーノCEOが米CNBCにインタビューを受けた際「もうじき、Xはプラットフォーム上の誰にも電話番号を教えることなく、ビデオ通話が可能になる」と明らかにしていました。
またそれ以前にも、マスク氏はプラットフォームにビデオ通話機能を追加したい考えを述べていました。
今回のマスク氏の投稿では、通話機能がXのモバイルアプリからだけでなく、MacとPCでも使用できることが明かされています。
すでに、X はSpaces機能で音声会話機能を提供していますが、この機能は人々がディスカッションに参加することを目的としているため、1対1の会話には適していません。ただ、この機能の一部を流用して、1対1の音声・ビデオ通話機能を作っている可能性はありそうです。
マスク氏はかねてより、XをWeChatのような包括的なアプリに変えたいとの希望を述べており、この通話機能の追加は、Xの「なんでもアプリ」化を押し進めるものと言えるでしょう。BlueSkyやThreadsといった、新興のTwitter風SNSとの差別化の点でも特徴的な機能になるかもしれません。
なお、まだマスク氏もヤッカリーノCEOも、この機能をいつごろ提供開始するのか、有料のX Premium(旧Twitter Blue)登録者に限定の機能になるのか否かは述べていません。