編集部買い物日記(仮)は、テクノエッジ編集部員が実際に購入したものを紹介する連載企画です。
Ankerのモバイルバッテリー「Anker Power Bank (10000mAh, 30W)」を買いました。
それまで使っていたモバイルバッテリーがへたり始めてきていて、そろそろ買い替えようかと思っていた時に見つけた製品になります。
自分がモバイルバッテリーに求める仕様は、
少しでも軽い方が望ましいけれど、それなりのバッテリー容量はほしい。10000mAhくらいあると安心、20000mAhクラスになると重くなるのでNG
USB Type-Cポート経由で充電ができるもの。AC入力(コンセント)は不要。出力用のUSB Type-Cは2つ以上ほしい
緊急時にPCへ給電できると助かるので、できれば45W、最低30W以上のUSB PD出力がほしい
といったところ。条件に当てはまる製品はないかと探していて見つけたのがAnker Power Bank (10000mAh, 30W)というわけです。Amazon.co.jpでの販売価格は5990円でした。
Anker Power Bank (10000mAh, 30W)は、その名のとおりバッテリー容量10000mAhのモバイルバッテリー。USB Type-Cポートを2つ+USB Type-Aポートを1つ備え、最大30WのUSB PD出力が可能となっています。実際にMacBook Airに給電してみたところ、しっかり30W出ていました。ちなみに3ポート同時利用もできますが、合計出力は最大24Wに制限されます。出力の詳細は以下のとおり。
USB Type-C : 5V-3A / 9V-3A / 10V-2.25A / 12V-2.5A / 15V-2A / 20V-1.5A (単ポート最大 30W)
USB Type-A : 5V-3A / 9V-2A / 10V-2.25A / 12V-1.5A (単ポート最大 22.5W)
10000mAhクラスのモバイルバッテリーとしてはコンパクトなのが特徴で、本体サイズは約99 x 52 x 26mm、重さは約220g(公称値、実測211gでした)。Ankerいわく、"10000mAhかつUSB Type-Cポートを2つ備えた3ポート搭載で世界最小クラス"とのこと。
さらに便利なのがディスプレイを備えている点。サイドボタンを押すことで、バッテリー残量のほか、出力時は給電可能時間、充電時は満充電までの時間が表示されます。数値でしっかりとわかるのは便利です。
とはいえ、最近のガジェットはバッテリーの持ちが良いので、外出先でピンチに陥ることはほとんどなく、Anker Power Bank (10000mAh, 30W)の出番はあまりありません……。お守り的な気持ちでカバンに忍ばせています。