Apple Watch Series 9発表。新型SiP「S9」で高速化、画面輝度2倍、新色ピンクも追加

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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アップルは9月13日午前2時~のイベント「Wonderlust.」にて、Apple Watch Series 9を発表しました。最新SiP(システム・イン・パッケージ)「S9」搭載により、これまでできなかった多彩な機能を実現しています。

S9は前Apple Watch Series 8に搭載されたS8よりもトランジスタ数が60%増加し、30%高速化。また4コアのNeural Engineを搭載し、機械学習関連タスクを2倍高速化したとのことです。

これによりSiriがApple Watch上で処理されるようになり、より速く安全となりました。正確さもSeries 8より最大25%も向上。さらにSiriは健康データにもアクセス可能となり、フィットネスにも活用の幅が広がりそうです。

なおバッテリー駆動時間は18時間と謳われていますが、この数値は従来のモデルと変わりありません。

そしてUWB(超広帯域無線)機能もグレードアップされ、iPhoneの「探す」アプリからAirTagのように距離と方向が分かる精密検索が可能となったとのことです。

またディスプレイも改善。最大輝度はApple Watch Series 8の2倍となる最大2000ニトの明るさとなった一方で、映画館や就寝前に使う際に1ニトまで下げられるようになりました。

さらに、親指と人差し指を合わせる「ダブルタップ」というハンドジェスチャー機能も追加。ユーザーは片手で、しかも画面に触れることなく、電話の着信を取ったり通話を切ったり、タイマーや音楽再生を一時停止するなどが可能となります。また、watchOS 10での目玉機能であるスマートスタックも、ダブルタップに対応しています。

本体カラーは、アルミニウムケースに関してはスターライト、シルバー、ミッドナイト、PRODUCT(RED)に加え、新色のピンクが登場。かたやステンレススチールでは、従来通りシルバー、ゴールド、グラファイトの3色展開です。

すでに注文は可能となっており、価格は5万9800円から。発売日は9月22日です。

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《Kiyoshi Tane》

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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