ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が、プレイステーション5の本体システムソフトウェアアップデートを配信しました。バージョンは23.02-08.00.00。
今回の本体更新では、HDMI経由でDolby Atmos対応スピーカーやサウンドバーが利用可能に、容量倍増の8TB M.2 SSD拡張に加えて、ソーシャル機能や使い勝手が多数向上しています。
隠し球として発表されたのは、Android TV のリモートプレイ対応。
Chromecast with Google TV (4Kモデル)など、Android TV OS 12対応のテレビやドングルがあれば、PS Remote Playアプリを通じて、別の部屋や外出先から自宅にあるPS5にアクセスしてリモートプレイで遊べるようになりました。
主要なアップデートは、公開のベータ版としてテストしていた内容と同じ。
Dolby Atmos 対応では、PS5独自の立体音響 Tempest 3Dの出力を、HDMI出力でDolby Atmos対応機器に出力できるようになりました。
PS5は発売時から空間オーディオに対応しており、一般的な2chステレオのヘッドホンだけでも仮想的に音の広がりや上下の感覚を再現する機能も備えています。
また発売後のアップデートでは、テレビのステレオスピーカーでもこの立体音響が聴けるようになっていました。
しかし、いわゆるバーチャルサラウンド処理して2chにすることはできても、立体音響のまま外部機器に出力する規格に対応していなかったため、たとえば天井にもスピーカーを設置したり、天井からの反射を利用するサウンドバーなどを揃えていても、本来の力を発揮できない状態でした。
ドルビーアトモス対応で、ようやくPS5本来の立体音響をより忠実に聴けるようになります。
PS Remote Playアプリが Android TV対応
サプライズのリモートプレイ対応機器拡大では、PS Remote Playアプリが Android TVで動くようになりました。
Android TV対応の、またはChromecast with Google TV (4Kモデル)などを接続したテレビとコントローラだけで、外出先や別の部屋からいつものPS5にアクセスしてゲームが遊べるようになります。
つまりは PS Vita TV で、他の場所にあるPS4を遊べていた仕組みが復活するようなもの。
動作確認済みの端末として挙がっているのは、現在は「Chromecast with Google TV (4Kモデル)」のみ。
リモートプレイは原理的な遅延の関係からローカルの高速Wi-Fi経由がもっともPS5本体に近い状態で遊べますが、インターネット経由にも対応しています。
自宅からの上りを含めて特にレイテンシが低く高帯域のネットワークに恵まれている場合や、若干の遅延が気にならないゲームの場合、気にならない場面であれば、遠方から自宅のPS5を遊ぶこともできます。
(たとえばログインだけして何かしたい、シングルプレイで探索や素材集めなど「消化」的な遊び方など)
11月発売予定の周辺機器『PlayStation Portal リモートプレーヤー』と同じく、リモートプレイの対応機器を増やすことで、PS5をロケーションフリーにしてゆく戦略です。