ゲーム開発会社CD Projekt Redが、人気ゲーム『Cyberpunk 2077』の世界を舞台とする実写プロジェクトを発表しました。
プロジェクトの詳細に関して、それが映画なのかテレビドラマなのか、またはその他のフォーマットなのかは明かされていないものの、プロジェクトにはドラマ『True Detective』や『ミスター・ロボット』、映画『レヴェナント: 蘇えりし者』などを手がけてきたAnonymous Contentが共同制作で加わっています。
CDPRは、Cyberpunk 2077実写プロジェクトに関してAnonymous Contentのテレビドラマ部門責任者であるGarrett Kemble、制作ディレクターのRyan Schwartz、最高クリエイティブオフィサー(CCO)のDavid Levineらと協力し、現在は脚本家を選定中とのこと。またCDPRのクリエイティブチームとAnonymous ContentのAC Studiosは、密接に協力しあい、制作の実働面を担当します。
原作ゲームの『Cyberpunk 2077』は、リリース当初こそ膨大な数のバグが問題視され返金騒動にまで発展しましたが、それが落ち着いた後はナイトシティを中心にオープンワールドで構築された舞台や複雑なストーリーから、派手なアクションやステルスプレイ、さらにハッキングなどを駆使して進める多彩なゲーム性、そしてもちろん美しいグラフィックなどが評価され、現在までに2500万本以上を売り上げる大ヒット作に成長しています。
また、主要キャラクターのジョニー・シルヴァーハンドとして、ハリウッドスターのキアヌ・リーブスを起用、先週リリースされた拡張パック『仮初めの自由』ではイドリス・エルバをフィーチャーしていることでも注目を集めました。
ちなみに『Cyberpunk 2077』関連では、すでにNetflixがアニメシリーズ『サイバーパンク: エッジランナーズ』を配信しており、こちらも好評を得ています。NetflixはCDPRの別のゲーム『The Witcher』の実写ドラマも制作・配信しており、こちらは第4シーズンの制作が決定しています。