新型iPadや第3世代Apple Pencilに関する噂話が錯綜しているなか、著名リーカーが「第11世代iPadが今週中に登場する」と主張しています。
ここ数か月、新型iPad AirやiPad mini、無印iPadが登場するとの噂が盛んになっていました。著名リーカーShrimpApplePro氏もApple Watch Series 9の話題で「少なくとも1つの新型iPadが登場する。おそらくmini 7だ」と発言。米9to5Macも第7世代iPad miniと第11世代iPadが準備中である裏付けが取れたと述べていました。
それがにわかに差し迫った感になったのは、海外メディアSuperchargedが16日に「アップルのメディア計画に詳しい情報筋」の話として、今週中に新型iPadの発表があると主張したことが発端です。特にイベントはなく、公式サイトとYouTubeチャンネルで発表されるとのことでした。
しかし、アップル内部に情報源を持つBloombergのMark Gurman記者は「より高速なチップを搭載した新たな無印iPad、iPad Air、iPad miniは開発中だが、重要なアップデートが差し迫っているとは思えない」と否定的なコメントを表明。
それに加えて、信頼性が高いMACお宝鑑定団も「iPad本体のアップデートではなく、第3世代Apple Pencilが発売される」との考えを述べています。同サイトが引用しているのは、有名リーカーMajin Bu氏のXでの発言。第3世代Apple Pencilには交換可能なマグネットチップ(磁石式のペン先)が付属し、用途に応じて変更できるとのことです。
ここで一端、情勢は「アップルの発表はあるが第3世代Apple Pencilだけ」に傾いた印象がありました。
が、当のMajin Bu氏がXに新たな発言を投稿。「アップルが明日発表する第11世代10.9インチiPadは、10世代モデルと全く同じデザインで、さらにアクセサリーは完全に互換性がある」と述べています。
Majin Bu氏はアップル純正のiPhone用ケース予想に関しては確かな実績があるものの、その他の予想では当たり外れがあります。最近であれば、「iPhone 15 Pro MaxとiPhone 15 Ultraの両方が発売される」と示唆して外していました。
ともあれ、「今週中になんらかの発表がある」ことについては、どの情報源もおおむね一致しているようです。大きく期待しすぎて落胆しないよう、続報を待ちたいところです。