X(旧Twitter)のオーナー兼CTOを務めるイーロン・マスク氏は、CEOのリンダ・ヤッカリーノ氏とともに初めての全社ミーティングを開催し、2024年末までに、このプラットフォームにお金に関するあらゆる機能を組み込むよう従業員に求めました。
The Vergeが入手したミーティングの録音音声によると、マスク氏はXにペイメント機能を持たせる計画について、「支払いという言葉は、誰かの経済活動すべてを意味している。お金や支払いに関連することはすべてわれわれのXプラットフォーム上で行うようにしたい。お金だけでなく有価証券なども含まれる。ただ友人に20ドル送金するといっただけの機能ではない。銀行口座を持つ必要がなくなるのだ」と述べています。
ヤッカリーノCEOはマスク氏の考えに同意し、来年はそれを実現する「絶好のチャンス」になると予想しているとしました。一方、マスク氏はより明確に「来年の終わりまでには当然導入されているべきだろう」と期限を示しました。
マスク氏は以前から、X(Twitter)を金融ハブ化する計画について話しています。そして、X(Twitter)は、今年はじめ、米国の7つの州で電信送金や電子送金を可能にするための送金ライセンスを取得しています。まだライセンスを取得していないその他の州についても、今後数か月以内に残りをすべて手に入れたいと、マスク氏はミーティングで語りました。
ちなみに、今回の全社ミーティングでは、X(Twitter)にデートアプリとしての機能も追加したいとマスク氏は発言していました。ただこれについては詳細や期限などは特に述べていません。