Steam、特定タイトルのプレイ履歴を隠せるプライバシー機能やペアレンタルコントロールを開発中?SteamDB開発者が報告

ゲーム PC
Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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PC向けゲームプラットフォームSteamはコミュニティ機能も備えており、ゲームを通じた交流とプライバシー保護のバランスを取るよう設計されています。

とはいえプレイしたゲームの履歴については、すべて一般に「公開」するか、範囲を「フレンドのみ」に絞りつつゲームタイトルは全て見せるか、一括して「非公開」かの3択です。一部のタイトルのみを非公開にはできません。

しかし非公式データベースサイト「SteamDB」の関係者によると、Steam運営元のValveは特定のゲームだけを非公開にできる機能を開発しているようです。

SteamDBのクリエイターであるPavil Djundik氏は、Xに「Steamはゲームをプライベートに設定し、フレンドから隠せる機能に取り組んでいる」と投稿。合わせてスクリーンショットも公開しています。

リプライのなかには「これでやっと安心してHENTAIゲームをプレイできる」という喜びの声もあり。それは偏った意見としても、「他人に特定のゲームをやり込んでいるのを見られたくない」という動機を持つ人もいるかもしれず、プライバシー情報を細やかに管理できるのは有り難いことでしょう。

ほかDjundik氏は、Steamがペアレンタル・コントロール(保護者が子どもの利用を制限する機能)を開発中であり、親が毎日のプレイ時間を制限したり、子どもが親にゲーム購入をリクエストできるようになるとも主張しています。

Valveは、人気の携帯ゲーミングPC「Steam Deck」を販売中です。「親が子どもに安心して遊ばせられるゲーム機」としての機能を整備し、Nintendo Switchなど家庭用ゲーム機への対抗を目指しているのかもしれません。



《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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