12月17日、幕張メッセで開催されたイベント「ジャンプフェスタ2024」で、1997年から週刊少年ジャンプに連載されている人気漫画『ONE PIECE』の再アニメシリーズ化が発表されました。
『ONE PIECE』といえば、テレビアニメ版が1999年10月に開始され現在も継続中ですが、今回発表の『THE ONE PIECE』は、これとは「別のライン」で、原作漫画の第1巻「東の海(イーストブルー)編」から再びアニメ化して方針です。わかりやすく言えば、これまで約25年にわたって放送されてきた(まだ終わっていない)テレビアニメ版のリメイク、ということになりますが、原作漫画のストーリーを追い越してしまわないようところどころ展開を調整する必要があったテレビ版に対して、Netflixなどで配信を予定する再アニメ化では、より原作に忠実なアニメ化になることが期待されます。
Netflixと『ONE PIECE』といえば、実写版シリーズが8月31日にスタートし、海外市場でも大きな成功を収めています。
製作スタジオは『進撃の巨人』や『SPY×FAMILY』などを手がけてきたWIT STUDIO。新シリーズの製作委員会は発表文で、配信時期は「まだまだ先」としつつ「今だからこそ可能な表現を突き詰め、ルフィの冒険を懐かしくも新しい感覚でお目にかけたいと考えています」とコメント。さらに「世界中のファンはもちろん、先の未来に『ONE PIECE』に触れる世代にもお届けできるよう、”ALL ONE PIECE”チームで力を尽くして参ります」と抱負を述べています。
ちなみに、テレビアニメ版の『ONE PIECE』のほうは現在、2024年の25周年に向けて、各動画配信サービスで第1話から全話無料で配信しています。またWIT STUDIOは、「THE ONE PIECE」 プロジェクトの始動に伴い、アニメータースタッフの募集を開始しています。