マイクロソフトのWindows Mixed Reality終了。「非推奨」に変更、将来的に削除へ

ガジェット XR / VR / AR
Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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マイクロソフトはついに、WindowsクライアントOSにつきWindows Mixed Reality(Windows MR)を非推奨としました。将来のWindowsリリースで削除する予定です。

この非推奨化には、Mixed Reality Portalアプリ、Windows Mixed Reality for Steam VRといったWindows MR関連アプリも含まれています

Windows MRとは、Windows 10およびWindows 11に統合された複合現実(MR)プラットフォームのこと。2017年にデビューし、マイクロソフトのHoloLensやサードパーティの対応VRヘッドセットが多数対応しています。

しかし、ここ数年は新製品が途絶えていました。競合するVRプラットフォームで遊べる豊富なゲームライブラリのような、魅力的なアプリが不足していたためかもしれません。

ここ最近、マイクロソフトはMR/VR部門を徐々に縮小しています。同社の代表的MRヘッドセットHoloLens開発を率いたアレックス・キップマン氏が退社したのち、1万人もの人員を削減。HoloLens関係スタッフにも影響があり、ソーシャルVRサービス「AltspaceVR」も3月に終了していました

その一方で、マイクロソフトはMeta QuestユーザーにOfficeアプリやXbox Cloud Gamingアプリの提供を開始しています。いったんVR/MRをWindows本体から切り離しつつ、新たな方向性を模索しているのかもしれません。




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《Kiyoshi Tane》

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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