MicrosoftはAIを搭載した新しいBing検索の提供開始から1周年を記念し、Copilotのアップデートを発表しました。
あわせて、米国の国民的イベント スーパーボウルで放送する新作コマーシャルも公開しています。
現在、Copilotにアクセスするとロゴの下にいくつかの質問例がカルーセル状に表示されるようになりました。回答も、よりクリーンで洗練されたルック&フィールで表示されるとのことです。
また、まだ日本語では利用できませんが、米国や英国などの一部の国では、Copilot のDesignerを使用して、Copilotとのチャット中にインラインで画像を編集できるようになります。
加えてCopilot Proでは、画像サイズを正方形から横長に変更することも可能です。
このほか、Copilot内の新しいDesigner GPTを間もなく展開する予定。「アイデアを視覚化できる Copilot 内での没入型の専用キャンバスを提供する」との説明です。
CopilotとBingのエンジニアリングおよび製品責任者Jordi Ribas氏が自身のXにて、Copilotのバランスモード(日本では「よりバランスよく」)をよりリッチかつ高速にするファインチューン済モデル「Deucalion」を導入したと発表しています。
試しに、投稿された画像と同じ「2024 年のグラミー賞の最高の瞬間を教えてください。記録が破られたり、サプライズ登場や歴史的なパフォーマンスがあったと聞きました」と質問したところ、部分的に強調表示されるようになりました。
右端に表示される画像に関しては、質問直後には表示されないものの、あとで「最近のアクティビティ」から読み込むと表示されるようになっていました。
マイクロソフトは Copilot の1周年にあわせて、米国の一大イベント スーパーボウルで1分間のコマーシャル 「Copilot: Your everyday AI companion」も放送しています。