英国発の新興デジタル製品メーカーNothingは、次期スマートフォンPhone(2a)の発表イベントを日本時間3月5日20時30分(現地時間5日11時30分)に開催すると予告しました。
今月初めに「Community Update」(会社の近況)動画で、Phone(2a)を準備中だと明かしたことに続く動きです。
今回のアナウンスは、1つには公式Xアカウントでの発信。画像では「Fresh. Eyes.」という文字と、白い両目に囲まれたPhone(2a)の文字が確認できます。
また日本向けサイトでも、国内での販売スケジュールは追って知らせると述べています。
さらにNothingは、Phone(2a)の社内スクープという体裁の動画も公開中です。
これまでPhone(2a)に関しては複数の情報源からリーク情報が発信されており、予想スペックもほぼ一致しています。
画面もカメラ性能もPhone(2)とほぼ同じ。ただし従来のクアルコム製SnapdragonではなくMediaTek Dimensity 7200を搭載しつつ、Glyphライトの数が減るという具合です。
デザインに関しては「背面のデュアルカメラが横並び」になったバージョンと、「タテ並び、しかもGlyphライトが完全になくなっている」という、2つの矛盾した画像がリークされていました。
前者はRedditのNothing公式コミュニティに一時的に登場したハンズオン画像(削除済みだが複数のメディアやXユーザーが保存して再公開)、後者はインドメディアSmartPrixが、実績あるリーカー@Onleaksと協力して公開した「公式レンダリング画像」と称するものです。
もっとも、後者は別の著名リーカーEvan Blass (evleaks)氏が懐疑的だとコメント。さらにPhone(2a)のキャッチフレーズ「See the world through fresh eyes」(新鮮な目(複数形)で世界を見つめる)は、以前から何度もリークされたデザインに近いと指摘。つまり横並びが正しいと示唆しています。
どちらが正しいにせよ、Nothingの正式発表を待ちたいところです。