先日、Googleの次期廉価版スマートフォン「Pixel 8a」(仮)の詳細仕様と称する未確認情報が出回っていましたが、今度は次期フラッグシップ機「Pixel 9」(仮)のリーク情報に基づく予測CG画像なるものが登場しています。
今回の画像は、未発表のAndroid製品に詳しい著名リークアカウント@OnLeaks(Steve H.McFly氏)が提供した情報を元に、インドメディア91mobilesが作成した予測CGです。
まず前提として、今回も情報源を明かさない自称「リーク」に過ぎず、Googleによる正式な発表ではありません。しかし一方で、同氏は正式発表前にGalaxy Z Flip5のカバーディスプレイが大型化することをサイズを含めて的中させるなど、正確な予想CG画像を次々と送り出した実績があり、何らかの情報源を持っていることは確かです。
そのうえで今回の情報を見てゆくと、Pixel 9 (仮)のデザインについては以下のような内容となっています。
コンパクトなボディに分厚い背面カメラ部分(本体を合わせた厚みが12mm)。Pixel 8から引き続きデュアルカメラ
本体の角は丸く、フラットディスプレイの上辺中央にはパンチホールの自撮りカメラ。電源ボタンと音量キーは本体の右側に配置
ディスプレイのサイズは約6.03インチ
本体サイズは約152.8 x 71.9 x 8.5mm。Pixel 8は150.5 x 70.8 x 8.9 mm
また背面のカメラバーは「デュアルカメラの右にフラッシュ」という配置はPixel 8と同じながら、左右の端から端まで伸びる帯状ではなく、少し短く左右が丸みを帯びたスタイルになっています。
今年1月、91mobilesは「Pixel 9 Pro」、MySmartPriceは「Pixel 9 Pro XL」の予想画像を、ともに@OnLeaks情報に基づき公開していました。
つまり「Pixel 9」シリーズは標準モデル、Pro、Pro XLの3モデル構成になるというわけです。
▲上が「Pixel 9 Pro」、下が「Pixel 9 Pro XL」の予想画像
ザックリ言えば、全モデルともフラットディスプレイを搭載し、画面中央にパンチホールがあるなど、基本的なデザインはほぼ同じ。
ただしProモデル2つは背面トリプルカメラを搭載し、画面ベゼルが薄いといったところです。
それぞれの予想ディスプレイサイズや寸法をまとめておくと、次の通りです。
Pixel 9:画面サイズは約6.03インチ/約152.8 x 71.9 x 8.5mm
Pixel 9 Pro:画面サイズは約6.1インチ/約152.8 x 71.9 x 8.5mm
Pixel 9 Pro XL:画面サイズは約6.5インチ/約162.7 x 76.6 x 8.5mm
要はPixel 9とPixel 9 Proの本体サイズは同じながら、Proはベゼルが狭い分だけ少し画面が広い。Pixel 9 Pro XLは画面と本体サイズともに一回り大きいという構成です。
ほか、3モデルに共通する要素(予想)は以下の通り。
未発表の「Tensor G4」チップを搭載
Qi2ワイヤレス充電に対応
タッチ感度が環境・行動・画面保護シートに合わせて自動調整される「アダプティブ・タッチ」対応(Android Authorityが最新のAndroid 14ベータ版から手がかりを発見)
Pixelスマホの「XL」モデルは、ここ数年登場していません。今年(2024年)は、同じサイズの標準モデルとProモデルを用意しつつ、一回り大きなPro XLモデルも追加するという、iPhone 15シリーズのような構成とするのかもしれません。
なお、Googleの折りたたみスマートフォンとして初代にあたる現行の Pixel Fold は、心臓部には2022年発売のPixel 7シリーズと同じ Tensor G2を採用しつつ、発売は2023年の夏だったため、20数万円の高額な製品でありながらわずか数か月語には次世代の Pixel 8 シリーズが登場して内部的に世代遅れになっていました。
次世代モデル Pixel Fold 2 (仮)については、今回「リーク情報」があった Pixel 9シリーズをベースにした製品になるとのうわさもあります。
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