Meta Quest 3独占新作『バットマン:アーカム・シャドウ』発表、アイアンマンVRのCamouflaj開発

ガジェット XR / VR / AR
Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

MetaはVRヘッドセットQuest 3独占ゲーム『バットマン:アーカム・シャドウ』を2024年後半に発売します。

バットマンを題材としたVRゲームとしては『バットマン:アーカム VR』がありましたが、あちらはPlayStation VRとWindows向けの小規模な作品で、開発会社はRockSteady Studiosでした。

今回の新作は『マーベル アイアンマン VR』などを手がけたCamouflaj(2022年にMetaが買収)と、Meta傘下のOculus Studiosが開発します。ちなみに「アイアンマンVR」は、片手を下に向けて空を飛びながら、もう片方の手でリパルサーを発射できるアイアンマンなりきり体験が好評を呼んでいました。

本作は、バットマン世界ではお馴染みのゴッサムシティを舞台にしたゲーム。予告トレーラーを見るかぎり、超高層ビル街の下に広がる深い闇のなか、バットマンが悪党を追い詰めるプレイ内容になるようです。

大量のネズミが蠢いていることから、映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』にも登場したラットキャッチャーが出るのかもしれません。

先行作『 バットマン:アーカム VR』は、没入感あるバットマン体験は評価されたものの、1~3時間でクリアできるデモに近い作品だったことに一部で不満の声があがっていました。

Meta Quest 3を購入すると無料で付いてくるVRゲーム『Asgard's Wrath 2』は、メインストーリーだけで60時間以上も楽しめると公言するなど、デモやミニゲームではない大作であることをアピールしています。

開発元のカモフラージュによれば、新作バットマン:アーカム・シャドウは同社が手掛けたなかでも最大の開発プロジェクト。プレイ時間やボリュームも長大とは限らないものの、本格的な作品が期待できそうです。

『バットマン:アーカム・シャドウ』は、米国時間6月7日開催の「Summer Game Fest 2024」で詳細を公開予定です。



《Kiyoshi Tane》

Kiyoshi Tane

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フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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