Googleが最新のミッドレンジ スマートフォン Pixel 8a を正式に発表しました。
最上位機種の Pixel 8 Proと同じ最新プロセッサGoogle Tensor G3を搭載し、生成AIの Gemini や音声消しゴムマジック、AIで強化したカメラ機能を搭載しつつ、7万2600円からの購入しやすい価格が特徴です。
発売は、散々に流出していたとおり5月14日から。
公式の Googleストアでは、Pixel 8aを購入すると次回以降に使える2万円分のストアクレジットがもらえるキャンペーンも実施します。
Pixel 8シリーズと同じく、7年間のソフトウェア アップデートを提供し、長く使ってもセキュリティが最新に保たれるのも大きな強みとなっています。
主な仕様は、6.1インチ1080 x 2400 有機EL「Actuaディスプレイ」。前モデル 7a は90Hz(1秒間に90回書き換え)までだったところ、最上位と同じ最大120Hzと滑らかなスムーズディスプレイに対応します。
メモリは8GB、ストレージは128GBまたは256GB UFS 3.1接続。
本体サイズは152.1 x 72.7 x 8.9mm、重量は188g。
バッテリーは標準4492mAhで通常使用24時間以上、通信やアプリを制限したスーパーバッテリーセーバー有効時には72時間。Qiワイヤレス充電にも対応します。有線時の急速充電は最大18W。
カメラは背面のメインが64MP Quad PD広角(画角80度)、センササイズ1/1.73インチ、画素サイズ0.8μm。望遠は搭載しませんが、超解像ズーム最大8倍に対応します。
もうひとつの背面カメラは超広角(画角120度)の13MP、F2.2。
前面カメラは13MP、固定フォーカス、画角96.5のウルトラワイド対応。
そのほか、eSIMとナノSIMのデュアルSIM対応、FeliCa対応、Bluetooth 5.3。
対応バンドは
日本のみ
[5G Sub 6GHz JP] モデル G576D
GSM / EDGE: クアッドバンド(850、900、1,800、1,900 MHz)
UMTS / HSPA+ / HSDPA: 対応バンド 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
LTE: 対応バンド B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 28 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 66
5G Sub-6: 対応バンド n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 20 / 28 / 38 / 40 / 41 / 66 / 77 / 78 / 79
防水防塵はIP67で等級としては先代と変わりませんが、Googleによれば歴代aシリーズでもっとも
本体色には緑の Aloe が加わり、黒 Obsidian / 白 Porcelain / 青 Bay の4色から選べます。
前モデル Google Pixel 7aの6万9300円(Googleストア価格)からはやや上がりましたが、最上位の Pixel 8 Pro は15万9900円から。
多くの点で上位モデルと同等や準ずる性能を備え、Pixelの売りであるAI機能を活用できること、また7年間のソフトウェアアップデート保証を考慮すると、歴代のaシリーズがそうであったように、ミッドレンジ帯では実に魅力的な端末です。