アップルは7日深夜の「Let Loose.」イベントで iPad Pro や iPad Air の新型を発表する一方、無印の「iPad」は新モデルを発表せず、既存の iPad (第10世代)を値下げしています。
具体的には、Wi-F版の64GBiモデルが国内価格で6万8800円(税込)から5万8800円に、Wi-Fi+セルラーの64GBモデルがが9万2800円から8万4800円に改訂しました。
しかし同時に、iPad mini (第6世代)の国内価格は値上げしています。最も安価な64GB Wi-Fiモデルは従来の7万8800円から8万4800円に変更されました。
現行の iPad mini (第6世代)は2021年9月に発売した製品ですが、日本国内ではこれまでも2回値上げされていました。
最安モデルの価格は当初5万9800円だったことから、2年以上前に発売されたハードウェアが、今回の通算三度目の値上げで実に計2万5000円も値上がりしたことになります。
2021年の為替レートは1ドル110円前後。おそらく急激に進んだ円安を反映していると思われますが、将来的に円高が進んだ場合は速やかに反映を期待したいところです。