アップルは、6月10日とだけ予告していた開発者イベントWWDC24の基調講演を、6月10日午前10時(太平洋夏時間)に開催すると発表しました。日本時間では6月11日午前2時から。発表の模様はアップルのウェブページ、YouTubeなどで視聴できます。
WWDCでは例年、iOS、iPadOS、macOSその他各アップル製品用OSのメジャーアップデートに関する詳細が発表されていますが、今年は、それらOSに搭載されると言われている生成AIについて注目が高まっています。
アップルがiOSやmacOSに搭載するとうわさされる生成AIは、AIがテキスト内容に応じて自動的に絵文字を生成したり、写真編集、音声メモからの文字起こし、Siriのアップデート、メールなどのメッセージ生成、ニュース記事などの要約などが可能になるとされています。
WWDCではもちろん新製品の発表にも期待が集まりますが、日本のユーザーが気になるのはVision Proの日本での発売が発表されるのかというところかもしれません。アップルは日本をはじめいくつかの国でVision Pro関連の採用情報を公開しており、発売の可能性が高まっています。
なお、WWDCはあくまで開発者向けイベントであるため、基調講演以外にもアプリ開発者などには専門的な発表やセッションが多数用意されているほか、アプリとゲームにおける「デザインの卓越性」を表彰するApple Design Awardsの受賞者も発表される予定です。
下は5月7日に開催されたアップルイベントの動画。