人気FPS『Valorant』がついにPS5とXbox対応、事前登録で限定ベータ配信。公平性のためPCとのクロスプレイなし

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Munenori Taniguchi

Munenori Taniguchi

ウェブライター

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ガジェット全般、サイエンス、宇宙、音楽、モータースポーツetc... 電気・ネットワーク技術者。実績媒体Engadget日本版, Autoblog日本版, Forbes JAPAN他

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Riot Games

Riot Gamesは、eSports界隈を中心に人気のチーム対戦型FPSゲーム『Valorant』を、PlayStation 5およびXbox Series X | S向けにベータ版として限定リリースすると発表しました。

ベータ版の提供国は英国、米国、カナダ、欧州、日本。配信開始日は日本時間6月15日午前5時で、プレイするにはRiot Gamesのウェブページから事前登録し、招待を受ける必要があります。なお、招待を受け取った人は専用の紹介リンクを使い5人まで自分のフレンドを招待できます。

『Varolant』はPC専用として2020年にリリースされ、以来eSports向けのタイトルとして高い人気を誇っています。Riot Gamesはコンソール版では「カスタムビルドのゲームプレイ」を提供するとしており、「競技の公平性」を重視してPC版とコンソール版のクロスプレイは提供しないと述べています。

ただし、PC版とコンソール版は同一アカウントが使用でき、両方でプレイすることを選択したプレイヤーにはクロスプログレッション機能が提供されます。これにより、どちらか片方のプラットフォームで取得したスキンやその他アイテム類はもう片方のプラットフォームにも引き継がれます。

Riot Gmesの制作ディレクターであるArnar Gylfason氏は、コンソール版のリリースに関し「われわれは、Valorant の核となる競技性がコントローラーを使ったプレイでも自然に感じられるものでなければならないと強く考えてきました。そして、もしそのゲームプレイの約束を果たせないのであれば、諦める覚悟もしなければなりませんでした。今はうまくいったことを願っていますが、最終的には、プレイヤーの皆さんが判断を下すことになります」と述べました。

具体的には、キーボードとマウスを使ってより繊細な操作が可能なPC版に対し、コンソール版ではスティック操作のコントローラーでよりPCに近いプレイを実現するため、視点移動の早いヒップファイア(腰だめ撃ち)と、ヘッドショットなどを狙うためのADS(照準を覗いての射撃)に加えて「フォーカス」と呼ばれる射撃モードが用意されているとのこと。

フォーカスモードは標的に画面がややズームして狙いが定めやすくなりつつ、腰だめの優位性も残すような、中間的な射撃モードになるとのことです。

ちなみに『Valorant』は慣れれば非常に楽しいゲームですが、プレイヤー間の意思疎通がより重要になることもあり、同じチームのプレイヤーからの有害な発言、要するに暴言が問題になることもあります。

Riot Gamesは対策を講じており、行き過ぎた暴言プレイヤーはゲームから排除(BAN)されるようにはなっているものの、これから始めようと思う人は、そうした側面もあることをあらかじめ理解しておくとよいかもしれません。




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《Munenori Taniguchi》

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