待望の65W版バッテリー充電器も!AnkerがPrimeシリーズUSBモバイルバッテリーや充電器8製品発表、数量限定の初回セールも

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橋本新義

橋本新義

IT系とゲーム系のフリーライター(タイプ:出オチ)

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PCとキーボードやディスプレイなどの周辺機器、スマートフォン、シューティングゲームなどを好むおじさん。隙あれば出オチやネタ、製品にまつわる余談やいい話を組み込もうとして記事が長くなる程度の能力を持つ。アイコンは漫画家『餅月あんこ』先生の筆による似顔絵です。

USB周辺機器やデジタル家電を手がけるアンカー・ジャパンが、モバイルバッテリー一体型充電器など8製品を発表しました。うち6製品は本日より発売となります(残り2製品は2024年冬予定と、プレビュー的な紹介です)。

今回はすべて、同社の高級・高性能シリーズ『Anker Prime』に位置づけられるモデル。1ポートあたり65Wや100Wといった大出力の機器を複数接続し急速充電できる――という、ヘビーユーザー向けの仕様です。



■ Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)

今回発表された製品でのイチオシが、『Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)』。同社が得意とする、モバイルバッテリー兼ACアダプタ一製品の65W出力版です。

発売は8月8日(本日)から、価格は税込で1万4990円。

出力端子は、USB Type-C×2ポート。

特徴は、出力の大きさと本体の小ささ、軽さ。モバイルバッテリーとしてはモデル名の通り9600mAhの容量を備えつつ、バッテリー時でも最大65W出力に対応します。

それでいながら、重量は308g、本体サイズは約115×44×42mmと、大柄ながら手で握れる、というサイズ感に留めています。

アンカー側は、「従来の65W出力のモバイルバッテリーと比較して約60%小型化」とアピールします。

また搭載されたディスプレイは、バッテリー残量表示や残り充電時間予想表示だけでなく、リアルタイムの出力ワット数も表示されるタイプ。外出先でも各機器への充電状況が一目で確認できるため、便利です。

なお、同社おなじみの初回セールも実施。1500台限定で10%OFFです。



■ Anker Prime Charger (65W, Slim, GaN)

単体USB充電器(ACアダプタ)での最注目製品が『Anker Prime Charger (65W, Slim, GaN)』。いわゆる“ミントタブレットサイズ”の薄型ACアダプタです。
ただしこちらの発売は2024年冬頃と、まだしばらく先。販売予定価格は6990円(税込)です。

出力端子はUSB Type-C×2ポートで、最大出力は1ポート時65W。2ポートでは最大63Wです。重量は約80gで、本体サイズは約86×45×12mm。

主な特徴は2つで、小型・薄型かつ軽量である点、そして折りたたみACプラグが回転式となり、柔軟な角度で使える構造になった点。とくに後者は、これまで難しかった、「ほぼコンセント幅での充電」も可能にします。

つまり本機は、人気の高い薄型タイプでありながら、最大65W出力でUSB-C×2ポート、そしてACプラグの取り回しも柔軟……という“現行環境でのいいとこ取りを追求した”かのようなモデル。個人的にも発売が楽しみな製品です。


■ Anker Prime Charger (100W, 3 Ports, GaN)

単体充電器でのもう一つの注目製品が『Anker Prime Charger (100W, 3 Ports, GaN)』です。
発売は8月8日(本日)から、価格は税込で8990円。

USB Type-C×2ポート+Standard-A×1ポートの端子構成で最大100W対応ながら、重量は約170g、サイズは約68×45×29mmと、現行の65W級に近いサイズ感までに小型化したモデル。
アンカーは「一般的な100W出力以上の充電器と比較して約50%の小型化を実現」とアピールします。

実際にポート数が同じ同社製品で比べてみると、最大65Wの現行機『Anker 735 Charger (GaNPrime 65W)』が、約132gで約66×38×29mm。重さは38g増えますが、サイズはほぼ同じと呼べそうな近さとなっています。

初回セールは2000台限定で10%OFFとなっています。

Anker Prime Charger (100W, 3 Ports, GaN) (Amazon)

■ Anker Prime Charger (200W, 6 Ports, GaN)

単体充電器の多ポート大出力モデルが、『Anker Prime Charger (200W, 6 Ports, GaN)』。
発売は8月8日(本日)から、価格は税込で1万2990円。

USB Type-C×4ポート+Standard-A×2ポート構成の据え置きタイプ。総合出力は最大200Wで、1ポートあたり最大100W。「デスク上の充電環境をスッキリと整理できる」とアピールします。

初回セールは3000台限定で10%OFFです。

Anker Prime Charger (200W, 6 Ports, GaN) (Amazon)


■ Anker Prime Charger (250W, 6 Ports, GaN)

さらに多ポートを求める用途に向けたUSB充電器が『Anker Prime Charger (250W, 6 Ports, GaN)』。
発売は2024年秋頃と少し先で、価格は税込で1万9990円。

「同社史上初のディスプレイ搭載USB急速充電器」を謳う高機能モデルで、スマホアプリによる出力監視や設定変更といった、ヘビーユーザーに便利な機能も搭載します。

端子構成はUSB Type-C×4ポート+Standard-A×2ポート構成。総合出力は最大250Wで、1ポートあたり最大140W。上記200W版と比べ、1ポートあたりの最大出力が上回るのがポイントです。


■ Anker Prime Charging Station (8-in-1, 240W)

そして同社が昨今力を入れるACタップ兼用USB充電器にも新モデルが。『Anker Prime Charging Station (8-in-1, 240W)』です。
発売は8月8日(本日)から、価格は税込で1万9990円です。

端子構成は、ACアウトレット×2に加えて、USB Type-C×4ポート+Standard-A×2ポートと、総計8ポート。出力も総計では最大240W、1ポートあたり140Wと重装備です。

さらにスマートフォンアプリと連携しての設定変更や状態管理などにも対応と、機能面でも非常に豊富。

初回セールは2500台限定で10%OFFです。

Anker Prime Charging Station (8-in-1, 240W)


■ Anker Primeドッキングステーション (14-in-1, Dual Display, 160W)

Primeシリーズ初のドッキングステーション(マルチポートUSBハブ)となるのが『Anker Primeドッキングステーション (14-in-1, Dual Display, 160W)』。

発売は8月8日(本日)から、価格は税込で2万9990円。

特徴は、最大160W、1ポート100Wの高出力充電機能を備えながらも、ACアダプタを一体型としている点。一般的なACアダプタ別タイプに対し、机の上をすっきりさせられる点をアピールします。
画面出力端子としては、4K/60Hz対応の HDMI ポート×2を搭載します。

初回セールは1200台限定で10%OFFです。



■ Anker Prime 高耐久ナイロン USB-C & USB-C ケーブル 240W

合わせて充電ケーブル『Anker Prime 高耐久ナイロン USB-C & USB-C ケーブル 240W』も発表されました。
発売は8月8日(本日)から、価格は0.9m版が税込2790円1.8m版が税込2990円

特徴は、現行のUSB PD仕様最大電力である240Wに対応しながらも、ケーブルが比較的柔らかく、取り回しに優れる点、公称で約30万回の折り曲げにも耐えるとアピールする、優れた耐久性です。

なお、240W対応に関してはUSB-IF認証も取得しているのがポイント。アンカー側は「高出力と安全性を両立」とアピールします。
ただし一方で、データ転送は最大480Mbpsと、いわゆる“USB2.0相当”に抑えた、充電に特化した仕様です。

初回セールは、各モデル200本限定での10%OFFです。



《橋本新義》
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