新スマートウォッチHUAWEI WATCH GT 5 / GT 5 Pro発表。ゴルフ機能を強化、国内99%以上のゴルフ場に対応

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山本竜也

20年務めた会社を辞めて、ガジェットなど好きなことをブログなどに書いて生きています。

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ファーウェイ・ジャパンが、スマートウォッチGTシリーズの新モデル「HUAWEI WATCH GT 5」「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」を発表しました。

また、最上位モデル「HUAWEI WATCH Ultimate」の新色「グリーン」も発表しています。



いずれも10月2日から予約を開始しており、発売は10月9日です。

ファーウェイは「ゴルフ機能搭載の多機能スマートウォッチで、これまでのゴルフシーンを変えていきたい」とのことで、3製品ともゴルフ機能を強化しています。

日本全国2200以上のゴルフ場に対応(GT 5 ProとUltimateは2300以上)し、ゴルフ場マップをダウンロードすることで、スマートフォンを持ち歩かなくてもコースを確認できます。

またGT 5 ProとUltimateでは、グリーンセンターまでの距離のほか、手前や奥までの距離も確認可能。グリーンの方向やグリーンの傾斜も確認可能となっています。

▲新モデルでのゴルフ機能の比較

GPS機能も強化されており、ヒマワリ型アンテナシステムを搭載。手首のウォッチがどのような位置や向きにあっても、太陽を向くヒマワリのように、常に衛星の方向を自動で認識し、信号を最適な状態に調整するとのことです。

これにより、前モデルと比較してGPSの精度が20%向上、ランニングなどのルート精度も25%、ゴルフなどで使う距離精度も20%向上したとしています。

ランニング機能も強化されており、ランニング中にフルカラーマップを表示可能に。また、ランニングフォーム分析にも対応し、左右の足のバランスや設置時間などを、スマートウォッチだけで測定できるようになりました。

健康管理機能にもアップデートがありました。GT 5シリーズでは、これまで個々であった健康管理モニタリング技術を、多次元センシングシステムに統合した「HUAWEI TruSenseシステム」を新たに搭載します。従来の機能が大きく変わるわけではないようですが、新機能として「情緒測定」が追加されています。

「快適」「普通」「不快」の3段階の異なる状態をインテリジェントに推測し、「不快」の状態が続いているときには呼吸エクササイズを行うなどの能動的アクションがとれるとのことです。

HUAWEI WATCH GT 5 Pro

フラッグシップモデルとなるHUAWEI WATCH GT 5 Proは、46mmと42mmの2モデル。価格は46mmのブラック(フルオロエラストマーベルト)が4万8180円、チタニウム(チタニウムベルト)が6万5780円、42mmのホワイト(フルオロエラストマーベルト)が6万5780円、セラミック(セラミックベルト)が8万7780円。

ディスプレイには傷に強いサファイアガラスを使用。46mmモデルは1.43インチ、42mmモデルは1.32インチ。解像度はどちらも466×466ピクセルのAMOLED。ケース素材は46mmモデルがチタニウム、42mmモデルがセラミックを採用。ケース背面はどちらのモデルも肌なじみの良いセラミックを使用しています。

▲HUAWEI WATCH GT 5 Pro チタニウム(46mmモデル)
▲HUAWEI WATCH GT 5 Pro セラミック(42mmモデル)

防水防塵は5ATMに加えて、高温・高圧水に対する保護規定IP69K(80°Cの湯を指定の形状のノズルから80~100BARの水圧で供試体に放水)も取得。ただし、熱水シャワーや温泉、サウナなどには非対応です。

そんな防水機能を活かして、40mのフリーダイビングに対応。スキューバダイビングやテクニカルダイビングには非対応ですが、ダイビングの技術標準規格であるEN13319に準拠しており、息止めトレーニングや測定、水の種類(淡水、海水)の選択、安全アラームなどの機能を搭載しています。

トレイルランニングのプロフェッショナルワークアウトモードも搭載し、等高線マップをウォッチにインポートし、オフラインで使用可能になっています。

HUAWEI WATCH GT 5

普及価格帯のHUAWEI WATCH GT5は、46mmと41mmの2モデル。46mmのブラック(フルオロエラストマーベルト)が 3万3880 円、ブルー(表面に立体織物加工を施したフルオロエラストマーベルト)が 3万6080 円、ブラウン(レザー)が 3万6080 円。41mmはブルー(フルオロエラストマー)が 3万3880 円、ホワイト(レザー)が 3万6080 円です。

6mmモデルは1.43インチ、41mmモデルは1.32インチで解像度はどちらも466×466ピクセルのAMOLED。ケース素材は金属ベゼルにステンレスボディ、リアケースは高分子複合材料となっています。

▲HUAWEI WATCH GT5 ブルー(46mmモデル)
▲HUAWEI WATCH GT 5 ホワイト(41mmモデル)

ディスプレイはサファイアガラスではありませんが、防護塗装により前モデルと比べて約200%耐摩耗性が向上。防水防塵も5ATMに加えてIP69Kに対応しています。

HUAWEI WATCH Ultimate

HUAWEI WATCHの最上位モデルであるHUAWEI WATCH Ultimateには、大自然にインスピレーションを得た新色グリーンが追加されます。価格は14万1680円。

ハードウェア自体は、すでに発売中のブルー、ブラックモデルとかわらず、サファイアガラスにジルコニウムをベースとするリキッドメタルを使用したケースを使用。独自の16層の構造による防水設計とミクロ単位の防水フィルターにより、100mのスキューバダイビングに対応します。

なお、新色グリーンも強化されたゴルフ機能を利用できますが、従来のブルー、ブラックモデルにもソフトウェアアップデートで提供予定とのことです。


《山本竜也》

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山本竜也

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