画面に光が写り込まないHUAWEI MatePad Proに惚れた話(日本で出してお願い)

テクノロジー Science
矢崎飛鳥(ACCN)

テクノエッジ編集長。Wikiの「スマートフォン」ページに略称“スマホ”考案者として記述あり。週一以上ライブへ通う音楽好き。ヨボヨボのハタチ

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ファーウェイが2025年2月18日にマレーシアで開催したグローバル向け新製品発表イベントで、新タブレット「HUAWEI MatePad Pro 13.2」を披露しました。

同発表イベントは中国限定で発売されていた三つ折りスマホの世界デビューがメイントピックでしたが、このタブレットはちょっとスルーできない完成度だとハンズオンで実感しました。

画面サイズは13.2インチ、94%の画面占有率に2.8Kの解像度、1000nitのピーク輝度と、iPad Proを意識していないとは思えない仕様。価格は1049ユーロ(約17万円)、Flexible OLED PaperMatte Displayを搭載したPaperMatte Editionが1199ユーロ(約19万円)となっています(いずれもキーボード付属)。

PaperMatte Editionでは、アップルのNano-textureガラスと同様、ガラス表面の処理で写り込みを封じています。私自身の目で直接、比較はできていませんが、ファーウェイの説明によると、Nano-textureのはるか上を行くアンチリフレクションを実現しているそうです。実機を見ましたが、驚くほど“写り込まない”まさに漆黒という印象を受けました。凄まじくイマーシブです。

OSはHarmonyOS 4.3なので、おいそれとAndroidアプリはインストールできません。

ここで「はい、消えたー」という人もいるかもしれませんが、MatePad ProはHuawei NotesやGoPaintといった独自アプリを備え、およそタブレットで行ないたいクリエイティブな作業のほとんどを、ほぼ購入時の状態でそろえています。特にAndroidタブレットはアプリを見つけにくかったりしますし、MatePad Proは各アプリの完成度も非常に高いので、個人的にはむしろこっちのほうがお得じゃんと感じました。

日本での発売は未定ですが、ファーウェイのタブレットは扱いがあるので期待できると思います。待ちましょう。待ちます。

《矢崎飛鳥(ACCN)》

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