任天堂、目覚まし時計『Alarmo』(アラーモ)をサプライズ発売。ゼルダやマリオの楽曲内蔵、動きセンサで起床判定や二度寝防止

ゲーム Nintendo
Ittousai

テクノエッジ編集長。火元責任者兼任 @Ittousai_ej

任天堂が目覚まし時計『ニンテンドーサウンドクロック Alarmo』(アラーモ)を発売しました。

マリオやゼルダ、ピクミンにスプラトゥーンといったゲームの楽曲で起こしてくれるだけでなく、電波を使った「動きセンサ」により、ユーザーが起床したことを認識するとファンファーレを鳴らし、勝手に止まってくれる機能が特徴です。

収録する楽曲は『スーパーマリオ オデッセイ』『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』『スプラトゥーン3』『ピクミン4』『リングフィットアドベンチャー』の5タイトルから各7曲の計35曲。

セットした時間にはアラームとして各ゲームの曲がかかるだけでなく、寝返りなど寝床で体を動かすとマリオならコイン取得音、スプラトゥーンならブキの発射、ピクミンならピクミンを投げる音など、ゲームと場面に応じた効果音が鳴り、任天堂いわく「ゲームの世界で目覚める」ことができます。

ベッドを離れることで起床を判定して場面にふさわしいファンファーレで祝福してくれるほか、アラームが鳴っても20分ベッドから出ないでいると、激しい音のアラームに変化して起床を促す機能もあります。

さらに二度寝防止に、起床しても設定時刻から1時間以内にまたベッドに戻った場合はアラームが再開する仕掛けも。

インターネットを通じたアップデートで『あつまれ どうぶつの森』『 マリオカート8』の楽曲も無料で追加できる予定です。

このほかの機能は:

  • 近くを通ると動き認識でキャラクターが登場、追いかけてアクション

  • 1時間ごとにキャラクターがアニメーションで知らせる時報(鳴らす時間は設定可能)

  • ベッドに入ると眠りを誘う「おやすみサウンド」再生

  • ベッドに入っていた時間、ベッドでどれだけ動いたかの記録を振り返り

画面は四角い液晶で、画面タッチではなく上部の大きなダイヤル / 決定ボタンで操作します。

動きセンサーは電波を使った仕組み。カメラではないためプライバシーの懸念が少なく、布団などを通した動きも認識できます。

本体サイズは高さ約11cm x 幅 約10cm x 奥行き約9cm、重さ225g。

電源はUSB-C端子で供給します(5V / 1.5A以上)。充電式ではなく、電源へ常時接続が必要です。

価格は1万2980円。オンラインのマイニンテンドーストアで Nintendo Switch Online加入者限定で販売するほか、直営店舗の Nintendo TOKYO / OSAKA / KYOTO ではスイッチオンライン加入の有無にかかわらず誰でも購入可能です。

せっかくならば睡眠がテーマのポケモンスリープと連動してほしいところですが、ポケモンバージョンが出たらそれはそれで2つ目を購入してしまいそうです。

単にゲームの音楽がなるだけでなく場面にあわせた効果音やファンファーレ、キャラクターなど凝った演出のため、楽曲の追加や新バージョンも簡単ではなさそうですが、ファミコン版・スーパーファミコン版・(以下続く)などが出てきたら、目覚ましが大量に並ぶ恐ろしいことになりかねません。



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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《Ittousai》
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