メディアテックのDimensity 8400-Ultraをチップセットに搭載しながら、5万円を切る価格で登場したシャオミ「POCO X7 Pro」に注目が集まっています。POCOはグローバル向けのシャオミのサブブランドですが、シャオミの母国、中国でPOCOは展開されていないんですよね。その代わり、POCOのベースモデルとなる製品が先に登場しています。POCO X7 Proは中国では今年1月に「REDMI Turbo 4」として発売されました。
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REDMI Turbo 4のスペックはDimensity 8400-Ultra、6.67インチディスプレイ、5000万画素広角+800万画素超広角カメラを搭載。バッテリーは6550mAhの90Wで、バッテリー容量はREDMIが高くなっていますが、POCO X7 Proもインド向けモデルだけ同容量のバッテリーを搭載しています。ということでスペックは両者同等。カラバリだけが異なっているわけです。本体サイズは160.95×75.24×8.06mm(POCO X7 Proよりわずかに薄い)、重量は約203.5g。
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ところで、このREDMI Turbo 4ですが、製品名が「REDMI」になっています。日本では現在「Redmi 14C」がRedmiシリーズ最新モデルですが、中国では2024年11月発売の「REDMI K80」シリーズから表記が大文字になりました。今後グローバルも変更になるのか、気になるところです。
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POCO X7 Proは3色展開で、ツートンカラーのイエローモデルをヒーローカラーとしています。REDMI Turbo 4もホワイトモデルのみツートン仕上げ、ただしPU素材ではなく赤いラインを使うことで背面の表情を変えています。「Turob」名にふさわしく、スポーティーなイメージですね。
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なお、中国の旧正月(春節)は今年は1月29日でした。それに合わせてREDMI Turbo 4の新春限定版も販売されました。お揃いのカラーのREDMI Watch 5とREDMI Buds 6 Proがセットになっているもの。このあたりの売り方はなかなかうまいなーと思います。
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このようにREDMI Turbo 4はPOCO X7 Proの同型機であり、海外通販でケースを探すときは、REDMI Turbo 4で検索すると選択肢が広がるかもしれません。厚さの差はわずかなので、たいていのケースは共用できると思われます。特に中国ではREDMI Turbo 4のケースは様々なものが販売中です。
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