フルサイズミラーレスカメラ「ニコン Z6III」において、C2PAの規格に対応した機能を追加するファームウェアを開発
PR TIMESにて配信されたプレスリリースをそのまま掲載しています。
株式会社ニコンは、フルサイズミラーレスカメラ「ニコン Z6III」(2024年7月発売)において、コンテンツの出所と信ぴょう性に関する連合(Coalition for Content Provenance and Authenticity、C2PA)の規格に対応したコンテンツクレデンシャル機能を追加するファームウェアの開発を進めています。開発中のファームウェアを実装した「Z6III」を、Adobe Inc.が主催するクリエイターの祭典「Adobe MAX 2024」(2024年10月14日~16日、於:米国・マイアミビーチ)にて参考展示予定です。
ニコンはフェイク画像や画像の不正使用がもたらす不利益、悪影響から映像産業に携わる人々や企業、ひいては社会を守ることを目的に、C2PA規格対応をはじめとしたソリューション開発を行っています。カメラで生成した撮影画像を改ざんなく記録・保持する機構を実現し、撮影画像の真正性確認を容易にするほか、撮影者の権利を保護することを目指しています。開発中の「Z6III」のファームウェアは、現在実施している報道機関のワークフローにおける実用性検証の結果を反映し、2025年半ばを目標に、一部報道機関などに向けた提供を予定しています。
ニコンは今後も、日々状況の変わる画像の真正性を取り巻く問題に対応すべく、取り組みを継続しておこなっていきます。そして映像産業に携わる人々が安心して創作活動や事業活動を行える社会の実現と共に、映像文化のさらなる発展に貢献します。
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