個人から法人、プロフェッショナル向けの幅広いラインアップを通じて、Future of Workを支援
株式会社 日本HP(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:岡戸 伸樹)は、個人から法人、プロフェッショナル向けのAI活用に最適な PCとワークステーションの新製品、小規模会議室向けビデオバーを発表します。新製品は、個人や企業が各自に合った働き方を生み出し、企業の成長促進と仕事や暮らしの中で個人の充実を後押しすることを目指して設計されています。
〈Future of Workを推進〉
HPが世界12か国で実施した従業員と仕事との関係性を調べる調査「HPワークリレーションシップ・インデックス2024」によると、仕事と健全な関係性を築いていると回答した従業員は28%にとどまりました。企業と人々は、働き方の改善とテクノロジーの進化を求めています。作業に適したツールの使用、シームレスなデバイス接続やAIアプリケーションなどを通じて、業務の迅速化や創造性の拡充、多様な働く環境においても人々の深い繋がりを実現することが期待されています。
HPの法人向けおよびワークステーション、一部の個人向け製品は、柔軟な働き方やAIの利用拡大に伴うセキュリティへのリスクをエンドポイントで保護する統合型セキュリティソリューション「HP Wolf Security」に対応します。急速に進化するサイバー脅威に対して包括的なエンドポイント保護とレジリエンスを提供します。
〈個人向けPC〉
次世代AI PCの新製品として個人向けノートPC「HP OmniBook X Flip 14 AI PC」と「HP OmniBook 7 Aero 13 AI PC」を発表します。「HP OmniBook X Flip 14 AI PC」は14インチのタッチ対応有機ELディスプレイを搭載したコンバーチブル型で、ミッドナイトブルー(インテルモデルのみ)とメテオシルバーの2色展開です。最新のインテル(R) Core(TM) Ultra プロセッサー(シリーズ2) または AMD Ryzen(TM) AI 300 シリーズプロセッサを搭載し、AIを活用したクリエイティブ体験を提供します。
「HP OmniBook 7 Aero 13 AI PC」は質量1 kg未満のクラムシェル型13.3インチノートPCで、セラミックホワイトとグレイシャーシルバーの2色展開です。本製品はZ世代に好評の「HP Pavilion Aero 13」の後継機種で、学習活動やプライベートでの活用において高い生産性を発揮します。

※ 「HP OmniBook 7 Aero 13 AI PC」は本日より受注開始、5月以降に出荷予定です。
〈法人向けPC〉
法人向けノートPC「HP EliteBook 8」シリーズは、グレイシャーシルバーのより薄型のデザインへ刷新しました。最大50TOPSのNPUオプションでは、電力効率は以前の非NPUモデルと比較して最大224%向上、AI画像生成は最大43倍高速化し、大幅なパフォーマンス改善を実現しました(*1)。「HP EliteBook 8」シリーズは、13.3インチのコンバーチブル型、13.3インチ/14インチ/15.6インチのクラムシェル型をラインアップに含みます。法人向け5年間のLTE通信無制限利用権付きのHP eSIM Connectモデルも用意し、ハイブリッドな環境でのAIを活用した業務をサポートします。
法人向けミニデスクトップPC「HP EliteDesk 8 Mini G1a Desktop Next Gen AI PC」は、HPビジネスPCのセキュリティの基盤となるHP Endpoint Security Controller(ESC)チップの最新版を搭載し、量子コンピューティングによるハッキングに対抗する世界初のデスクトップPCです(*2)。信頼性の高いPCを必要とする企業のプロジェクトマネージャーや従業員に適しています。高性能ながらもNPUによって電力消費量を抑え、コスト削減を実現します。
●法人向けノートPC

●法人向けデスクトップPC

〈次世代AI PCに搭載のAIソフトウェアをアップデート〉
対象となるHPの次世代AI PCには、オフィス、自宅、外出先などあらゆる場所での働き方を革新するための専用ソフトウェアが搭載されています。AIソフトウェアをアップデートしていくことで、次世代AI PCを強化していきます。
「HP AI Companion」は高度なAIリサーチアシスタントツールです。 プロンプトを入力することでフィードバックやインサイトを得られる機能の他、ユーザーがローカルにある個人ファイルの分析や比較を行ったり、レポートの要約やコンテンツを作成できます。 新たに、インターネットがない環境で使える「オンデバイス」モードや、直感的な操作が可能な音声コマンド機能や組み込み型キーロギング防止機能などが順次追加される予定です(*3)。これにより、デバイス上でデータを安全に保持しながら、さらに高い生産性を実現できます。
「Poly Camera Pro」では、Magic Background、シームレスなストリーミングモード、プレゼンターオーバーレイなど、新たな機能が順次拡充され、バーチャルでの対話やビデオ会議に臨場感を提供します(*4)。既存のマルチカメラ対応、カスタマイズ可能なビジュアル設定、オートフレーム機能を含め、没入感のあるシームレスなコラボレーションを実現します。
〈プロフェッショナル向けワークステーション〉
イノベーションが加速し作業環境が進化する時代には、高性能コンピューティングが不可欠です。HPは、エンジニアやデータサイエンティスト、AI開発者の未来の働き方を支える画期的な製品およびソリューションの開発に取り組み続けています。
「HP ZBook Fury G1i」は、次世代のインテル Ultra HXプロセッサーおよびNVIDIA RTX PRO Blackwell Laptop GPUを搭載し、設計デザインだけでなく、解析、AI推論、データサイエンスなどの複雑なワークフローをモバイルで実現します。「HP ZBook Fury G1i 18 inch」はシステム熱設計電力(TDP)200Wに対応することで、CPUおよびGPUのパフォーマンスを最大限に発揮でき、AI学習や高度なビジュアルコンピューティングの用途に活用できます。また最大128GBメモリ、M.2 SSDを最大4つ搭載でき、それらをツールレスで増設交換を可能とするなど拡張性に優れています。プリインストールOSに、Windows 11 Proに加えUbuntu 24.04 LTSを追加し、データサイエンティストやAI開発者を支援する無償のHP Data Science Stack Manager(*5)を利用することで環境構築を短縮化することができます。
「HP ZBook X G1i」は、16インチシャーシにインテル Ultra プロセッサーおよびNVIDIA RTX PRO 2000 Blackwell Laptop GPUを搭載し、ミドルレンジの機械および建築設計CAD、3Dモデリング、AIを活用したコンテンツ作成などの処理を大幅に向上させます。
「HP ZBook 8 G1i」は、14インチまたは16インチシャーシにインテル Ultra プロセッサーおよびNVIDIA RTX 500 Ada Generation Laptop GPU(UMAモデル除く)を搭載し、携帯性を損なわずシステム熱設計電力(TDP)を従来製品比で33%引き上げパフォーマンスを向上させます。またHP Smart SenseによりAIを活用した動的な電力分配の効率化により、長時間のバッテリ駆動と静音性を実現し、ハイブリットワーク環境下で設計開発やデザインの業務効率を高めます。
「HP ZBook 8 G1a」は、14インチシャーシにAMD Ryzen AI PRO 200または300シリーズプロセッサを搭載し、最大55TOPSのNPUパフォーマンスを提供します。「HP AI Companion」や「Poly Camera Pro」を使用することで、生産性向上とコラボレーションの強化に寄与します。プロセッサに統合されたAMD Radeon GPUとAMD ソフトウェア PROエディションの対応により、プロフェッショナル向けエントリーCADを安定かつ快適に動作させることができます。
「HP Z2 SFF G1i Workstation」は、省スペースでパワフルなエントリー向けのデスクトップワークステーションです。創造性と効率性を重視する建築家の作業などに最適な環境を提供します。用途に適したCPUを柔軟に選択できるため、パフォーマンスの最適化、コスト管理、ワークステーションの拡張が容易です。再設計されたシャーシは従来製品よりも約20%小型化され、ラックにマウントしての使用など多様な使用環境に対応できるようになりました。
また、パワフルなタワー型ワークステーションの「HP Z2 Tower G1i Workstation」は再設計されたシャーシの格子構造による排熱口により、CPUの電力および冷却性能が67%向上しました(*6)。新たに最大600W出力のNVIDIA RTX PRO(TM) 6000 Blackwell GPUにも対応し、GPU電力が88%向上しています(*7)。これらの機能強化により、高性能のコンピューティングをローカルで実施したいというお客様の要望に対応していきます。
その他に、ミニ筐体でもパワフルなワークステーション「HP Z2 Mini G1i Workstation」、コストパフォーマンスに優れたエントリー向けタワー型ワークステーション「HP Z1 Tower G1i」を追加します。
ブランドリニューアルの一環として、ワークステーションのブランドが、「Z by HP」から「HP Z」に変わります。これにより、HPのブランドエクイティを最大限に活用するとともに、ラインアップを合理化し、より一貫性のある製品体験を法人のお客様に届けることができます。今後、HP ZBookシリーズの製品名は、法人向けPCと同様、デザインとエンジニアリングにおける革新を表す「Ultra」や8と10(10はXで表します)の数字が含まれ、番号が増えるにつれて、その機能性やパフォーマンスの階層も高まります。なお、「HP ZBook Fury」は、最高峰のパワーと性能を提供するラインアップとして継続します。
●モバイルワークステーション

●デスクトップワークステーション

〈ビデオおよび音声コラボレーションツール、Poly〉
USB接続ビデオバー「Poly Studio V12 ビデオバー」は、小規模会議室向けのコンパクトかつパワフルなソリューションです。高品位なエンタープライズグレードの音声やビデオ機能を、手頃な価格で利用できます。最新世代のNoiseBlockAIおよびAcoustic Fenceテクノロジーに加え、20メガピクセルカメラを搭載した「Poly Studio V12 ビデオバー」は、バックグラウンドノイズを遮断しクリアな会話を実現します。Microsoft Teams、Zoom、Google Meetなどの主要なプラットフォームとのシームレスなシステム統合が可能で、USB接続によりセットアップも簡単です。複数の給電オプションにより、柔軟な設置環境に対応します。また、自身のPCとの連携で利用するだけでなく、PCベースのビデオ会議専用機のカメラ・マイクスピーカーデバイスとしても利用が可能です。さらに、「Poly Studio V12 ビデオバー」はリサイクルプラスチックを50%使用し、環境にやさしい梱包材を利用しています。
片耳タイプのヘッドセット「Poly Voyager Legend 30」および「Poly Voyager Legend 50」は、一日中どこへでも自由に持ち運べます。個人向けの「Poly Voyager Legend 30」は、Bluetooth接続により、スタイリッシュなコミュニケーションを実現します。AIにより強化されたノイズ抑制機能とWindSmartテクノロジーを搭載した「Poly Voyager Legend 50」は、不要な環境音を遮断しいつでもどこでもクリアな音声を届けます。さらに、法人向けの「Poly Voyager Legend 50 UC」は、付属のチャージケースで外出先でもバッテリを気にすることなく利用できます。

注釈の説明や、製品に関する情報はオリジナルリリースをご確認ください。
https://jp.ext.hp.com/info/newsroom/2025/20250411/
HPについて
HP Inc.(ニューヨーク証券取引所:HPQ)は、世界的なテクノロジーリーダーであり、人々のアイデアに命を吹き込み、大切な物事とつながるためのソリューションを創造しています。170カ国以上で事業を展開し、革新的で持続可能な幅広いデバイス、サービスおよびサブスクリプションを、パーソナルコンピューティング、プリンティング、3Dプリンティング、ハイブリッドワーク、ゲーミング、その他さまざまな分野で提供しています。
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