Amazon.co.jpにて、台湾のPC大手メーカーMSIがノートPCセールを開催中です。14インチで1.3kg、Core i3搭載の準モバイルノートPCが税込で6万円を切るなど、昨今の円安のなかお買い得価格となっています。
今回の注目モデルが、ビジネス向けノートPC『Modern 14 B11S』のAmazon限定・ベーシックモデル(Modern-14-B11MOU-1209JP)。価格は5万8319円(税込)と、6万円を切ります。
通常時の販売価格は6万4800円のため、値引き額は6481円(10%引き)とそれなりなのですが、昨今の急激な円安や半導体不足による値上がり傾向にあっての特価、加えてもともとセールの必要性が薄い安価なモデルに対しては貴重な機会と呼べるでしょう。
もちろん、性能が価格相応以下では問題ですが、同機はこの価格ならば間違いなくお買い得と呼べるレベル。
画面は14インチのフルHD液晶パネルを採用し、CPUにはインテル第11世代(Tiger Lake)の『Core i3-1115G4』を搭載。グラフィックスのグレードこそ中間の“G4”ですが、この価格帯では一般的なCeleronなどとは一線を画する処理速度です。
RAMも8GB、ストレージも256GBのPCI Express接続SSDと、このクラスでは水準以上。OSはWindows 11 Homeです。
また、隠れた特徴として、昨今のノートPCでは非常に貴重な空きメモリスロットが用意されている点が挙げられます(最大RAM容量は64GB)。これはMSIサイトの仕様表(本機は一番右) から確認できるもの。
MSI公認サポート店経由でのRAMやSSD増設サービスもありますが、“保証無効も上等”なヘビーユーザーにとっては、さらにお買い得なモデルとなる、というわけです。
拡張端子は、USB3.2 Gen2 Type-C×1(10Gbps)、USB3.2 Gen1 Type-A×2、HDMIと3.5mmオーディオ入出力、マイクロSDカードスロットに丸型DC入力(電源)。
USB-C端子がDisplayPort Alt ModeとUSB PDに非対応(つまりACアダプタは専用端子接続のみ)という点は留意の必要がありますが、こちらも一通りは揃っている仕様です。
本体サイズは319×219×18.1mm(幅×奥行×厚さ)、重量は約1.3kgで、バッテリー駆動時間(JEITA 2.0測定)は最大8時間と、準モバイルノートPCと呼べる水準。この価格であれば、サブ的に使う持ち運び用ノートPCとしては好適でしょう。
なお、15インチ液晶搭載のModern 15シリーズ最新世代モデル『Modern-15-B12M-063JP』もセール対象となっており、12万1978円にて購入可能。こちらは通常時の価格が13万9800円なのに対し、1万7822円引き(13%オフ)となっています。
価格自体は10万円超えとなりますが、仕様はその分非常に豪華。
画面こそ15.6インチのフルHD液晶、リフレッシュレートも最高60Hzと一般的ですが、CPUには、Alder Lakeことインテル最新世代、10コア12スレッド対応、TDP 15W版の『i7-1255U』を搭載し、内蔵GPUも高速なインテルIris Xe仕様。動画や写真編集などのGPUも使う用途や、設定を軽めにしたFPSゲームなどでも通用する水準です。
RAMも16GB、SSDは512GB(M.2形状、NVMeーPCI Express接続)と、心臓部となるパーツは現行最新世代、かつかなり強力。高速なCPUの性能をしっかりと支えます。
拡張端子は、USB3.2 Gen2 Type-C×1(10Gbps、USB PD対応)、USB3.2 Gen2 Type-A×1、USB2.0 Type-A×2、HDMI、3.5mmオーディオ入出力、マイクロSDカードスロット、丸型DC入力(電源)。
本体サイズは359×241×19.9mm(幅×奥行×厚さ)、重量1.7kg。バッテリー駆動時間(JEITA 2.0測定)は最大7時間です。