iPhone 14 Pro(仮)発表直前リーク、背面カメラやLiDARまで大型化?各種ケース画像出回る

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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今年の最新モデル iPhone 14シリーズ(仮)が8日午前2時からの「Far Out」イベントで発表されるまで、すでに秒読み段階に入った感があります。

この時期の恒例行事として、またも「新型iPhone用のケース」と称する画像が相次いで出回り、様々な手がかりをもたらしています。

まず1つ目は「iPhone14シリーズ用の純正ケースはこの通り」なる画像。

これをTwitter上でシェアしたMajin Bu氏は、つい先日に純正品の「クローン」(コピー品)と称する写真を公開した人物 。少なくとも純正ケースについては過去にも数々の実績があり、一定の信頼はおけると思われます。

画像は主に2つ。どちらも各ケースにカラーの名前が付されていますが、色のバリエーションが異なるために「通常モデルのiPhone 14か、iPhone 14 Proか」で仕分けられている可能性もあります。とはいえ、どちらが通常モデルで、どちらがPro専用かは不明です。

ともあれ、1枚目のカラーは「ブライトオレンジ」「ブラウン」「ゴールデンブラウン」「ミッドナイトブルー」「ブラック」「ファーグリーン」の6つ。

そして2枚目は「ミッドナイト」「サキュレント(多肉植物)」「チョークピンク」「レッド」「ライラック」「サングロウ」「Stromblue」(ストームブルーの誤字?)、「エルダーベリー」の8色となっています。

それよりも興味深いのは、Bu氏が「iPhone 14 Maxは実はPlusなんだよ」と言っていることでしょう。

これは6.7インチのデカい通常モデルiPhone(代わりに5.4インチのminiは廃止)を指していますが、先日の中国方面からのリークとも一致しています。

かつて大ヒットしたiPhone 6 Plusの成功にあやかりたいとの説もありますが、「iPhone 14 Pro Max」と「iPhone 14 Max」では紛らわしい、Maxが最上位モデルの先入観を持たせやすいから通常モデルでは使いたくないかも、などの憶測も聞こえてきます。

さて、第2のケース画像は「iPhone 14 Pro専用ケースをiPhone 13 Proに着せてみた」です。韓国のブログNaverに「yeux1122」氏が投稿したものですが、この人物は最近「iPhone 14通常モデルは13から値上げなし」などの情報を発信して注目を集めていました。

本体サイズはおおむね合っているものの、背面カメラ周りが著しく食い違っています。レンズは3眼とも大きくなるのは噂通りですが、ほかフラッシュ(カメラの上)やLiDARスキャナー(カメラ下)までも開口部が大型化しているのが確認できます。

背面カメラ周りが広く、大きく出っ張るようになったのは、カメラの高性能化、つまりセンサー類の大型化による影響と思われます。

以前、有名アナリストMing-Chi Kuo氏も14 Pro/Pro Maxの背面カメラが目立つようになるのは、広角カメラが従来の12MPから48MPに強化され、イメージセンサーの対角線の長さが25~35%、レンズの高さは5~10%増えるためだと述べていました。

またKuo氏は8月末、iPhone 14 Proモデルの超広角カメラの画素ピッチが1.4μmにアップグレード(iPhone 13 Proは1.0μm)されると述べていました。超広角カメラの画素数が前モデルと同じであれば、イメージセンサーが大きくなり(多くの光が取り込める)、夜間や低照度の撮影に強くなると推測されています。

次々と届けられる噂話やリーク情報により、「iPhone 14 Proモデルは背面カメラが高性能かつ大型化」の可能性がますます強まったかっこうです。

それと引き換えに、iPhone 13 Pro用ケースを流用できる見込みはほぼなくなっていますが、そもそもProモデル本体が10%値上げとの説もあるため、ケースへの出費は誤差の範囲と割りきれるかもしれません。

《Kiyoshi Tane》
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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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