CD PROJEKT RED(CDPR)が、人気ゲーム『Cyberpunk 2077』初の有料DLC「Phantom Liberty(邦題:仮初めの自由)」を発表しました。リリース予定は2023年。
同時に公開された予告動画では、主人公キャラ”V"が「新アメリカ合衆国に忠実に使えることを誓います」と宣誓したあと、それに対してキアヌ・リーブスが演じたジョニー・シルバーハンドが「後悔するぞ」と警告を発する意味深な雰囲気を漂わせています。
有料DLCの内容については、ナイトシティの新しい地区を舞台にすること、ティーザーでわずかに映る戦闘シーンなどのほか、具体的な情報はまだありません。ゲームのストーリー上、ジョニーも新しいセリフやアクションとともに登場する模様です。またTwitterやYouTubeに後悔された動画は英語音声のみですが、日本語吹き替え版もきちんと用意されると公式のTwitterが述べています。
ゲーム開発元のCDPRは、今年4月の決算発表会で投資家たちに2023年の有料DLC発売を予告していました。2020年の発売当初こそバグやら何やらがいろいろ飛び出していた本作ですが、現在では全世界で1800万本以上を売り上げており、無料アップデートによる追加コンテンツ要素なども充実してきています。
なお、まだしばらく先の話である有料DLCのほかに、CDPRは無料アップデート(パッチ1.6)もリリースしています。このアップデートには9月13日からNetflixで配信が開始される、本ゲームを原作とするアニメ『サイバーパンク エッジランナーズ』とのコラボアイテムが含まれます。
アニメに登場するキャラの衣装や武器などを追加するほか、PCや各ゲーム機のあいだでセーブデータを共有できるクロスプログレッション対応(一部非対応・一方通行など制限あり)、3つの新しい依頼(クエスト)、衣類のステータス強化効果は維持したまま外見を変更して好みの格好ができる新機能『ワードローブ』、独自の特殊効果を持つアイコニックウェポン多数を含む新武器の追加、ナイトシティのゲーム機で遊べるゲーム『ローチレース』、エッジランナーズ関連の隠しコンテンツ、フォトモードで猫の二ブルズを撮影できるなど、盛りだくさんの内容です。
なお、残念ながらPlayStation 4およびXbox Oneシリーズに対しては、今回のパッチ1.6をもってアップデートの提供が終了になるとのこと。以降のパッチやDLCは現行世代のPlayStation 5、Xbox Series X|S、PCにしかていきょうされません。いまだPS5が入手できず、PS4でこのゲームをプレイしている方は、そろそろ入手しやすくなってきたとの声も聞かれる現行世代機への移行を検討すべきかもしれません。