『レイディアントシルバーガン』Nintendo Switchで配信開始、斑鳩モード搭載

ゲーム Nintendo
Ittousai

Tech Journalist. Editor at large @TechnoEdgeJP テクノエッジ主筆 / ファウンダー / 火元

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Nintendo Switch版『レイディアントシルバーガン』の配信が始まりました。価格は2500円。マイニンテンドーストアから購入できます。

『レイディアントシルバーガン』は1998年にアーケードで、ついでセガサターンで発売されたシューティングゲーム。オリジナルはアクションやシューティングの名作を数多く送り出したトレジャーの作品で、同社の代表作のひとつ『斑鳩』からは開発の系図的に前作にあたる関係です。

セガサターン互換のアーケード基板でリリースされたこともあり、ゲーム内容は2Dシューティング、表現は平面とシンプルなポリゴンの立体表現を組み合わせたスタイル。

シューティングゲームとしては、3つのボタンの組み合わせで最初から7+1種類の武器を使い分けられること、後の斑鳩とも共通する『特定の色の敵を狙い撃ってパターン化するパズル』の要素を備えること。

お話は:

西暦2520年7月14日。
紀元前の地層から発掘された「石のような物体」は、自ら発する光によって地球を包み込み、人類を全滅させた。かろうじて衛星軌道上に退避した宇宙巡洋艦「TETRA」クルー4名と、1体のロボノイドを残して……。

一年後。軌道上から機を窺ってきたTETRAだったが、遂に艦内の物資が枯渇してしまう。TETRAはやむを得ず大気圏に再突入し、人類生存のための戦いを開始することになる。

ゲームシステム的も評価の高い作品ですが、オープニングデモやゲーム内の間接的な表現で語られるストーリーや世界観も人気があり、『斑鳩』にも登場する『石のような物体』などは世代を超えて一部ゲーマーの語彙になっているほど。人気作曲家 崎元仁 氏による音楽も評価されています。

特定の色の敵を特定のパターンで倒すパズルのようなゲーム性は次作の『斑鳩』とも共通していますが、レイディアントシルバーガンではスコアが自機のパワーアップに直結した設計が特徴。

斑鳩はまず初心者向けの「チェインやスコア稼ぎは気にせず、とりあえず生き延びてクリアするプレイ」で遊び、シューティングに慣れてきたら「パターンを構築してチェインを極めスコアを競うプレイ」に段階的に挑めるデザインですが、シルバーガンはただ生き延びるだけではスコアが伸びず弱いままで、真綿で首を締められるようにジリ貧になります。

生き延びられないことでスコア稼ぎに誘導するデザインとも、稼ぎを意識できないと原因がよく分からないまま難しく感じるデザインともいえますが、Nintendo Switch版では5段階の難度設定があり、メーカーいわく「初心者でも十分に楽しめる」ようになっています。

そのほかNintendo Switch版の要素は、世界中のプレーヤーと競えるオンラインランキング、「斑鳩」のルールで楽しめるモードなど。

Nintendo Switch版の開発・販売は、シューティングゲームの移植を積極的に手掛ける Live Wire。

なお移植版としては2011年に Xbox 360でも発売されており、現在もダウンロード版が購入可能です。後方互換機能で最新の Xbox Series X|Sでも遊べます。

Radiant Silvergun を購入 | Xbox

レイディアント シルバーガン ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)


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《Ittousai》
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