アップルが音楽サブスクの Apple Music、動画配信の Apple TV+ などサービスを値上げしました。
まとめて加入でお得な Apple One も値上がりしつつ、個別に加入した場合との差額(お得度)は向上しています。
価格改定があったのは Apple Music と Apple TV+、その二つを含むまとめて加入サービス Apple One。値上げ幅は月に100円から300円。
iCloud の追加ストレージやゲームの Apple Arcadeについては、25日朝時点では米国でも日本でも価格改定はありません。
改定対象のサービスと新旧の価格は、
Apple Music
個人 旧 980円/月 ➡ 新 1080円/月
ファミリー 旧 1480円/月 ➡ 新 1680円/月
Apple Musicは月に100円~200円の値上げ。
Siri操作だけの最安プラン Voice (480円/月)や、学生(580円/月)は据え置きです。
Apple TV+
旧 600円/月 ➡ 新 900円/月
独占オリジナルを含む動画配信の Apple TV+ は300円値上げ。もとが低かったこともあり、割合としては5割も高くなりました。
Apple One
個人 旧 1100円/月 ➡ 新 1200円/月
ファミリー 旧 1850円/月 ➡ 新 1980円/月
Music / TV+ / Arcade / iCloud追加容量がセットになった Apple One も値上げ。
含まれる各サービスの値上げ額を合計すれば個人で400円 / 月であるところ、100円しか値上げしていないので、従来の「月に1210円お得です」から「月に1510円お得です」にお得度は向上しました。
値上げは米国でも実施されており、Music個人が10ドルから11ドルに、TV+が5ドルから7ドルなど、値上げの割合としては国内と同等です。
米国価格ではApple One個人が16.95ドル/月(現行レートで約2500円)、ファミリーが22.95ドル/月(現行レートで約3400円)。日本とは大きな差があります。