『Nintendo Switch Sports』にゴルフ追加。11月29日に無料アップデート配信

ゲーム Nintendo
Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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『Nintendo Switch Sports』に新種目のゴルフが、11月29日に無料配信の形で加わります。当初は秋の配信予定、その後は冬に配信と延期していましたが、ようやくリリースを迎える見込みです。

本作『Nintendo Switch Sports』は、「Wiiスポーツ」シリーズ最新作。WiiリモコンをJoy-Conに持ち替え、直感的に振る操作で誰でも世代を超えて楽しめるコンセプトを受け継いでいます。

発売当初は「Wiiスポーツ」シリーズにあった「テニス」「ボウリング」「チャンバラ」のほか、新種目として「バレーボール」「バトミントン」「サッカー」を遊ぶことができました。

しかし、実は過去にあった「ボクシング」や「アーチェリー」、それに「ウェイクボード」や「カヌー」といったマリンスポーツ系(「Wiiスポーツ リゾート」)は姿を消していました。今回のゴルフもその1つであり、シリーズを通して見れば“復活”となります。

このゴルフも「Joy-Conを振って本物のスポーツを体感」という基本は他の競技と同じ。実際のゴルフのようにボールを飛ばし、なるべく少ない打数でカップインを目指します。かつて「Wiiスポーツ」シリーズに収録されていた、21種類のホールも帰ってきました。

ボールを打つ前に素振りをしてスイングの強さや向きを確認したり、コースマップを見つつ風向きもチェックして力加減を調整するのも、現実のゴルフさながら。またグリーンにオンした後は高低差を確認してボールの曲がり具合を考え、パットの強さや方向を合わせます。

さらにオンラインモード「世界の人と遊ぶ」もあり。最大8人で一緒にコースを回りながら、打数が多い人から脱落していくサバイバルゴルフが楽しめます。

はるか昔に遡れば、ゴルフは初期のファミコンを盛り上げたロングセラーの1つ。風向きや芝目も再現された凝り方は中高年層をも取り込み、ファミコンを本当の意味で「ファミリー」コンピュータにすることに貢献したタイトルでした。

そのプログラミングを手がけたのが、元任天堂社長の岩田聡氏(故人)でした。かつてスイッチに隠し収録されたものが発見されたこともありました (後に削除)が、任天堂にとってもゴルフは特別な意味を持つスポーツかもしれません。

《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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