Twitter がインスタグラムやFacebook、Mastdonなど他社SNSへのリンクやユーザー名の書き込みを禁止する新たなルールを作り、違反はツイート削除やアカウント凍結で対応する方針を発表しました。
禁止対象は Facebook, Instagram, Mastodon, Truth Social, Tribel, Post, Nostr。および linktr.ee やlnk.bio などプロフィールサービスや短縮URL経由のリンクも含みます。
プロフィールへ書き込みも対象となるほか、linktr.ee などソーシャルメディアのURL短縮リンクも、文字を抜いたり表記を変えるなどしてリンクしないかたちで伝えることも、他社プラットフォームでのユーザー名が含まれるスクリーンショットの掲載も違反行為となり、凍結対象になります。
更新:日本時間の19日午前11時過ぎ時点でTwitter Supportが当該ツイートを削除。Twitterのヘルプページも削除されました。
ルール違反にならない場合
Twitter ヘルプの「安全とサイバー犯罪」項目に追加されたルール「Promotion of alternative social platforms policy 」(日本語ページなし、訳としては「代替ソーシャルプラットフォームのプロモーション方針」など)によれば、禁止にならないのは、
他社ソーシャルプラットフォームとTwitter のクロスポストコンテンツ
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ページのタイトルなどから、直接的な「宣伝」や、そのためだけに作られたアカウントが対象のような印象を受けますが、文面を確認するとかなり広範囲に及んでいます。
違反者への処分
初回または(常習的でない)一回性の違反は、ツイートの削除要求または一時的なアカウントのロック。それ以降は、いかなる違反でもアカウントの永久凍結。
アカウント名やプロフィール内で違反が見つかった場合、アカウントを一時的に凍結しプロフィールの書き換えを要請。以降はいかなる違反も永久凍結対象。
若干コメントしづらい事案なので、われらがイーロン・マスクの有り難いお言葉(2022年6月)を引用しておきます。「ふたつの競合する社会経済システムを見極めるテストは、人々が逃げ出さないよう壁で囲う必要に駆られているのはどちらかということ。ダメなのはそちらだ!」👼
追記: 方針の告知から10時間足らずの日本時間19日午前11時過ぎ、Twitter Support が当該のツイートスレッドを削除。Twitterヘルプページも削除されました。削除についての説明は現時点でありません。
方針撤回なのか、別のルールで置き換えるのかは不明。続報が入りしだい更新します。
「以後、大きなポリシー変更は投票にかける。すまなかった。今後は改める」